米国AmazonPrime会費の値上げで日本の会費はどうなる?

米国AmazonPrimeの会費が値上がりし、月会費では$12.99から$14.99へ、年会費では$119から$139へとなりました。日本AmazonPrime会費の約3倍です。徐々に忍び寄る値上がりの波の一つですが、あらためてメリット等について考えてみたいと思います。

AmazonPrime会費の日米比較

米国AmazonPrime会費の値上げ

一時期、並行輸入をトライしていた事があり、米国商品の購入と配送拠点ての配送のために米国AmazonPrime会員に入っていました。この会員期間がまだ若干残っている事もあり、登録メールアドレスに「Important change to your Prime membership」のタイトル・メールが先日届きました。

米国AmazonPrime会費の値上げの内容で、そこで初めてまた値上げする事を気付いた次第です。

AmazonPrime会費には月会費と年会費が有りますが、値上げ前(変更前)と値上げ後(変更後)の会費を比較すると次のとおりです。

区分月会費(税込)年会費(税込)
変更前$12.99$119
変更後$14.99$139
米国AmazonPrime会費の変更

値上げの開始(変更後)については次のように適用されます。

  • 新規会員2022年2月18日から入会の人に変更後会議が適用されます。
  • 既存会員2022年3月25日以降の次回の更新日から変更後会費が適用されます。

また、同じメールに記載されていた値上げの主な理由は次のとおりです。

  • 前回変更(2018年)以降、迅速・無料・無制限のプライム配送で利用できる商品数の増加。
  • 米国内で無料の同日配達が米48から90を超える大都市圏に拡大。
  • PrimeVideoはAmazonオリジナルシリーズと映画の数を約3倍に拡張。さらに今年の9月からの「The Lord of the Rings: The Rings of Power」のリリースや「NFL’s Thursday Night Football」の独占的配信。
  • 薬の迅速な無料配達プライム会員、PrimeReading、PrimeGaming、AmazonMusicPrimeの継続的な拡張等新サービスの追加。

日米比較

それでは、変更後の米国AmazonPrime会費と現状の日本AmazonPrime会費を比較します。ドル円の為替変動がありますが、ここでは114円/$と仮定します。

区分月会費(税込)年会費(税込)
日本AmazonPrime500円4,900円
米国AmazonPrime$14.99 ※1,709円$139 ※15,846円
AmazonPrime会費の日米比較 ※1$=114円

比較した結果は、日本の会費の方が米国の1/3以下である事がわかりました。日本のネットモールでは、楽天市場やYahoo!ショッピングモール(PayPayモール)等Amazon以外の利用者が多く、購買力も低いなどが原因なのでしょうか。

どうなる日本AmazonPrime会費

米国AmazonPrime会費値上げの発表後、まだ日本の値上げ発表がありませんが、時間の問題のような気がします。日本でもしも値上げがあればどの程度なのか興味がありますが、一素人が予想するには乱暴ですので、前回値上げの事実だけを確認しておこうと思います。

次の表は、前回のAmazonPrime会員の年会費(税込)の値上げ時期と会費等を示したものです。値上げ時期は米国が先行し、年会費が$99から$119になり、値上げ率は約20%でした。そして日本では米国から3ヶ月遅れで年会費が3,900円から4,900円になり、値上げ率は約25.6%でした。

前回値上げ時期年会費(税込)値上げ率
日本:2019年4月12日3,900円→4,900円25.6%
米国:2018年1月19日$99→$11920.2%
前回のAmazonPrime会費の値上げ

日米の会費差をみると、日本AmazonPrime会費は、年会費で1,000円以上アップするのではないかと思えますね。

再確認、AmazonPrimeの特長

AmazonPrime以外の動画配信の価格を見ると、それだけで数千円/月ですので、制限があるとはいえAmazonPrimeの競争力は圧倒的だと思います。難点は全てを使い倒せない・使いこなせない事でしょうか。

念のため、現状の日本AmazonPrime会員の主な特典を挙げると次のとおりです。すごいですね。これでは、年会費1,000円+αの値上がりも仕方がないですね。

  • Prime対象商品約100万点以上で、お急ぎ便・日時指定が無料になります。
  • PrimeVideoで、対象の映画・TV番組が無料で視聴できます。
  • AmazonMusicPrimeで、約200万曲が無料で聴けます。
  • PrimeReadingで、対象書籍が無料で読めます。
  • PrimeGamingで、アカウントを連携することにより、無料ゲームコンテンツが楽しめます。
  • Prime会員限定先行タイムセールで、通常開始時間30分前から注文が可能になります。
  • AmazonPhotosで、静止画・写真が無制限で保存できます。
  • ママ・パパ向け特典で、定期おトク便利用のおむつとおしりふきが15%オフ等があります。

さいごに

米国AmazonPrime会費値上げのメールをみて、内容を確認してみました。米国に比べて日本の会費は1/3程度ですので、値上げ幅には余力があるように見えます。とはいえ、コロナ禍で人流が滞っている中で、ネットビジネスが活況の状態ですので、経営側の方々には、なんとか価格を抑えていただくと共に、さらにアッというようなサービスを期待したいと思います。

一消費者として経営スタンスを見つつこれからも応援していきたいと考えています。

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米国AmazonPrime会費の値上げと日本との比較
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