新型コロナウィルス対策として手洗いが推奨されていますが、手洗い後の手はきれいなタオルが拭き取らないと効果がありません。インフルエンザを始めウィルス等とは長い付き合いになりそうですが、家庭での対策の一つとして、抗ウィルス・除菌等に効果があるといわれているタオルについて紹介します。
抗ウィルス・タオルの種類
抗ウイルスや除菌・減菌に効果のあるタオルとしては、いろいろあります。だいたい、銀イオン(Ag+)を使ったもの、光触媒を活用したもの、その他の抗菌作業のある成分を使ったもの等です。また、除菌することで防臭にも役立っています。
各々について、ネットから購入できるものを例にして、見ていきます。
銀イオン(Ag+) を活用した抗ウィルス・除菌タオル
銀イオン(Ag+)による抗ウィルス・タオルです。銀を粒子化して繊維にしみ込ませて糸にしたり、純銀系の糸などでタオルを成形しています。これにより、タオルが水に触れる時に発生する銀イオンとウィルス等の接触が高まり、除菌効果が向上します。
下記は、銀イオンを活用したタオルの一例です。タオルブランドとして、有名な今治タオルの商品です。
光触媒抗菌タオル
「光触媒」とは、光を吸収することで化学反応を促進させる物質のことをいい、代表的な光触媒は酸化チタン(TiO2)です。
酸化チタンは、それをコーティングした材料の表面に太陽や蛍光灯の光があたると、酸化反応が生じ、表面にある汚れなどの有機物を分解します。こうした性質から、「抗菌」「脱臭」「空気浄化」「防汚」などの作用を持つといわれています。
光触媒の抗菌タオルの一例を下記に示します。
イータック抗ウィルスタオル
持続型抗菌成分であるEtak(イータック)を使用したタオルです。Etakとは、広島大学で開発された4級アンモニウム塩を持つエトキシシラン系の新規化合物で、水やエタノールに溶解することができ、布、木、ガラス、金属などに室温で固定化が可能な特長があります。
難しいですね。要は、ウィルスや菌を不活性化する固定化抗菌成分Etakを繊維に入れ込んだタオルです。
下記は一例です。これも有名な今治タオルで、日本製なのが安心ですね。
さいごに
新型コロナウィルスの感染を防ぐため期待される除菌タオルを数例紹介しました。このような除菌タオルはまだ沢山あります。またタオル以外でもバスマット、肌着、靴下等々生活に密着している衛生商品としていろいろとありますので、ネットサーフィンでもして、探してみてはいかがでしょうか。
新型コロナウィルスとの闘いは、当初の期待に反して長期の様相を示しています。さらに、この厄災後でも自然災害等あらたな問題が生じるかもしれません。ソーシャルディスタンスで巣ごもりの事と思いますが、このような機会に我が家の防災や衛生面の見直し・整理などを考えてみてはいかがでしょうか。
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