Q&Aでテクニカル分析方法がわかる本の紹介、株トレ

楽天の投資コラム「トウシル」等で有名な窪田真之氏の「株トレ」(ダイヤモンド出版)を衝動買いして読みました。チャートを読む力を養うための基礎的な本です。株式投資についてはヘタな横好きの私ですが、面白く、のんびりと2日程度で読み終えました。初級者から中級者前ぐらいの人には、とても参考になる本だと思いましたので紹介します。

テクニカル分析は複雑

テクニカル指標を分析する方法の解説書はいろいろとあります。私の場合も、何冊か読んでみましたが、言葉を少し覚えた程度で理解したとは程遠い状態です。

理由は簡単で、チャートを見る基本についてはなんとなくわかるのですが、例外的なパターンの派生やこの分野の方言的な用語が多いことです。このため、読んだ際には表面的な意味は少し理解できるのですが、実践する時にはほんの簡単な基本パターンしか応用できません。

そうなると当たる確率も限られてきますので、期待を裏切られる場合もあります。

テクニカル分析は難しいんだなと考えていましたので、より理解したいと思って今回紹介するような書籍を狙い撃ちで探したわけではありません。たまたま、ネットニュースを読んでいた時に広告をみて、何の気なしに見て・購入してしまいました。

私の株式投資は、昨今の世界的な株式市場の低迷もあり、暫く様子見かなと思っていた時ですので、Q&A形式の本書は読みやすそうだと思いAmazonから衝動買いした次第です。

本書の概要はこの後記載しますが、書籍紹介のサイトは下記をご覧ください。

本の概要

Q&Aは60問ありますが、難しい問題が無く簡単でだいたい正解します。正解するから良い気になり理解も早いのかもしれません。主な特長は次のとおりです。

  • Q&Aは全部で60問です。質問(Q)はだいたい「買う、売り、様子見」から選択します。回答(A)には解説があり、いくつかはコラムで関連内容の追加説明があります。
  • テクニカル分析の方法としては、①売買高の変化を読む、②移動平均線を読む、③ローソク足を読む、④チャートの節を読む、⑤ボリンジャーバンドを読む、⑥トレンドかボックスか見分ける、の6種類の章で説明しています。
  • テクニカル分析で判断して購入しても成功するのは70%とのことです。
  • 著者の失敗事例も多くあり、実践的でとても参考になります。

その他の雑感

本を購入する場合は、ほとんどが衝動買いですが、たまに本当に良かったと思う本に巡り合えるので、止められません。

今回は株式投資関係の良かった本ですが、投資信託関係の本でも以前ありました。それは、次の「老後貧乏」(田村正之氏、 日本経済新聞出版)です。初版は2015年なので今購入するのは、厳しいですが、考え方はよく分かります。

この本を購入した時は、初めて行った安売りで有名なスーパーの前に書店があり、そこで偶然見つけた本でした。私にとっては、積立投資信託のバイブルです。

さいごに

今回は、久々に見つけた株式投資に関する本の紹介でした。簡単に読めるのであと数回は読み込むつもりです。特に「ボリンジャーバンド」のところが著者お勧めのようですので、じっくり理解を深めたいと思います。

株式低迷が続いていますが、チャンスを逃さず、損切りも遅れずに、しっかりと老後資産を守りながら運用を楽しみたいと思います。

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