三菱UFJ信託銀行が無料で提供する終活用スマホアプリ「わが家ノート」にはお金管理アプリMapleのリンクが掲載されています。いろいろと活用できそうで利用料がいらないスマホアプリのMapleについて紹介します。
わが家ノートとMable
私が初めてMable(メイブル)を知ったのは、終活アプリの「わが家ノート」からでしたので、この2つについて簡単に紹介します。
わが家ノートとは
「わが家ノート」とは、三菱UFJ信託銀行が提供する終活用のスマホアプリです。三菱信託銀行の口座の無い人も利用可能でスマホへ無料でダウンロードできます。主な機能は、エンディングノート作成、健康管理、終活に関する有用情報提供があり、これらは予め設定した家族と共有ができます。
詳細は次の記事をご覧ください。
三菱UFJ信託銀行のスマホ用終活アプリである「わが家ノート」の登録・設定手順を説明します。同信託銀行では、このアプリを無料で提供しており三菱UFJ信託銀行に口座が無い人でも利用できます。さすがに信託銀行のアプリだけあって使い勝手が良さそう[…]
Mableとは
わが家ノートの機能には、「お金」タブの部分に終活に関する有用情報が記載されていますが、その中にMableがあります。
Mableは、三菱UFJ銀行が提供する無料の家計管理アプリで、主な機能は次のとおりです。
- 口座の無い人も無料で利用できます:三菱UFJ銀行に口座をお持ちでない人も無料で利用できます。
- 銀行口座等と連携できます:銀行口座、証券口座、クレジットカード、ポイントカードと連携でき、口座間の入出金、クレジットカードの支払予定、ポイント実績等が確認できます。
- 支出の分類ができます:お金の支出については、毎月自動で集計し、家計管理の助けになります。
- お金の管理にはMoneytreeを活用しています:銀行口座等の連携、入出金情報等は、マネーツリー社が提供する「Moneytree」で取得データを全て暗号化され管理・運用されています。
- つかいわけ口座が開設できます:使わないでおきたいお金を貯めておくために「つかいわけ口座」をMableで開設できます。ただし、これを利用できるのは三菱UFJ銀行口座を保有している人に限定されています。
この記事では、私が実行した終活スマホアプリ「わが家ノート」からMableをインストールし、口座等の設定方法や見え方について紹介します。
Mableの登録と見え方
次に「わが家ノート」でのMableの掲載場所からインストールし、銀行口座、クレジットカード、その他の連携・設定方法等を説明していきます。なお、スマホはAndroid系の例で説明します。
わが家ノートからMableへ
「わが家ノート」アプリの「お金」タグを開き、少しスクロールをすると次のようにMableが現れます。Mableの部分をクリックします。
三菱UFJ銀行サイトへ移動
すると次のように、三菱UFJ銀行のホームページにリンクしても良いかの確認がでますので、「OK」をクリックします。
Mableサイトへの移動とインストール
下左画面のようにMableサイトに移動します。画面に「Google Playで手に入れよう」アイコンが表示されていますので、ここをクリックすると下右画面のようにGoogle PlayでのMableアプリが現れますので、「インストール」をクリックします。これでMableのインストールは完了です。
Mableアプリの起動
スマホ画面に現れたMableのアイコンをクリックして開始します。Mableのいくつかの画面はセキュリティ保護のためかハードコピーができませんでしたので、ここでは載せていません。紛れの無い箇所ですので、問題無く起動できると思います。
まずは、Mableに銀行口座とクレジットカード、そしてその他の中で証券口座の登録方法について説明していきます。わが家ノートでは、登録・管理できるのは銀行口座・クレジットカード・ポイントカードだけのような説明がありましたが、証券口座も登録できました。
Mableに銀行口座を登録
Mableでのマネーツリーの登録
Mableは、マネーツリー社が提供するMoneytreeサービスを通じて、利用者の情報を取得しますので、まずはMableからMoneytreeを登録します。
最初にMableを立ち上げると次の画面のようにMoneytreeの利用確認画面になります(下左画面をスクロールしていくと下右画面が現れます)。Moneytree IDが必要ですが、これはMable設定時のメールアドレスが自動で登録されます。
必要に応じて利用規約やプライバシーポリシーを確認し、問題なければチェックマークを入れて「同意して進む」をクリックします。これでMableの中でMoneytreeが利用できるようになりました。
金融サービスと銀行口座の登録
Mableの金融サービスでは、次のように、ポイントカード、銀行、クレジットカード、証券・保険、電子マネー等を連携する事ができます。
連携銀行の選択
銀行として、ここでは住信SBIネット銀行で連携をとる例を説明します。
まずは、金融サービスの一覧から「住信SBIネット銀行」の部分をクリックします。
連携同意の確認
確認画面が現れますので、「同意して登録する」をクリックします。
銀行情報の入力
保有する住信SBIネット銀行の口座支店名を選択し、ユーザーネームとWEBログインパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。
口座情報のアクセス許可
住信SBIネット銀行(NEOBANK)の口座情報へのアクセス許可の画面が現れますので、利用規約等内容を確認し、問題なければ「許可」をクリックします。これで、Mableと連携が取れました。
銀行口座情報の表示
金融サービス一覧の画面を見ると、先ほどの「住信SBIネット銀行」の口座情報として「代表口座」と「SBIハイブリッド預金」口座の2種類の残高が表示されています。「SBIハイブリッド預金」とはSBI証券口座と株式売買金額等を自動入出金してくれる口座の事です。
クレジットカードの登録
次はクレジットカードの登録方法を見ていきたいと思います。ここでは、楽天カードの例で説明します。
前の画面の上部に「クレジットカードを登録する」ボタンがありますので、クリックします。
クレジットカードの選択
クレジットカードの候補が現れますので、その中から「楽天カード」をクリックします。
クレジットカード情報の入力
ユーザIDとパスワードを入力して「金融機関に接続する」をクリックします。これでクレジットカードの登録は完了です。
クレジットカード情報の表示
金融サービス一覧に自動的に戻り、楽天カードの情報が追加表示されます(下の画面ではまだ情報取得中です)。
金融サービスの追加
金融サービスを追加する場合は、画面右下の⊕ボタンをクリックして同様の操作で追加していきます。
次の画面は、イオンカードを追加したものです。楽天カードも情報取得が終わり、次回の引落し金額(マイナスで表示)と貯まっている楽天スーパーポイント数が表示されています。
その他(証券口座の追加)
金融サービス一覧には、銀行、クレジットカードの他に、証券・保険、電子マネー、ポイントカード等が追加できます。ここでは、SBI証券の例を示します。
証券口座の追加
金融サービス一覧からSBI証券を選び・クリックすると次の画面になりますので、ユーザーネームとパスワードを入力し、「金融機関に接続する」をクリックします。これで完了です。
追加された金融サービス一覧
金融サービス一覧を見ると、SBI証券口座情報が追加されています。
さいごに
三菱UFJ銀行が提供するお金管理のためのスマホアプリMableを紹介しました。今回主として紹介した機能以外でも三菱UFJ銀行口座保有者限定ですが「つかいわけ口座」が開設できますので、フリマで得た収入を別管理で貯めておくとか活用範囲が広いと思います。
これだけの優れた機能を無料で利用できますので、大変良いサービスだと考えています。三菱UFJ信託銀行の「わが家ノート」も無料、今回紹介したMabelも無料と、なんとなく大手市中銀行の一味違った顧客囲い込み戦略?が見えるようです。皆さんも気軽に試してみてはいかがでしょうか。無料です。
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