マイナポイント25%還元のキャッシュレス決済サービスの比較、7月から選定開始

マイナポイントと紐づけるキャッシュレス決済サービスの選択が7月から開始されます。ポイント還元の時期は、9月からですが、紐づけは1つのサービスしかできないので、特典・キャンペーンを始めているサービス業者も出てきました。まずは、現状のサービス業者の比較をしてみます。

マイナポイントで25%のポイント還元

2019年10月に導入された5%還元される「キャッシュレス・ポイント還元事業」 がこの2020年6月30日に終了します。

これに代わり、2020年の9月からマイナポイント制度が始まります。

マイナポイント制度は、マイナンバーカード保有が必須で、これを保有している人は、あらかじめ登録しておいたキャッシュレス決済方式で購入またはチャージをすることにより、25%が還元される制度です。

期間は、2020年9月から2021年3月までですが、予算が無くなり次第終了する予定です。また、上限があり、一人の利用2万円で25%還元の5,000円までです。

利用者は、事前にマイナンバーカードを予約し(マイキーIDを設定する)、キャッシュレス決済として何を使うかを紐付(登録)けておかなければなりません。この紐付けは7月からマイナポータルサイトで可能になります。

マイナポイントのポータルサイト

なお、マイナポイントの予約方法は次のサイトにありますので、よろしければご覧ください

関連記事

間もなくキャッシュレス購入・チャージでポイント25%が還元されるマイナポイント制度が始まります。あらかじめ、マイナンバーカードを使用して予約をしなければなりませんので、この具体的な方法を説明します。マイナポイントが始まります[…]

キャッシュレス

キャッシュレス決済サービスの比較

次の表は、マイナポイントの対象となる主なサービスです(2020年6月末時点)。サービスの名称、概要、(ポイントの)付与対象の利用単位をまとめています。

還元されるポイントは、マイナポイント独自のポイントがあるわけでは無く、各サービスのポイントが還元される対象です。

比較的使いそうなサービスを選んでいますが、ほんの一部です。

マイナポイント対象となる主なサービスの概要

特に気づいたところを記載します。

WAONは、今キャンペーン中で、チャージ額の10%が上乗せで還元されます。つまり、2万円チャージすると上限の2,000円分がさらに戻ってきます。

楽天Payについては、この後に一例としてもう少し詳しく説明します。

LINE Payは、特典としてランクに応じた割引クーポンが貰えます。

三井住友カードは、「Vポイント」が付けられるものだけが還元されます。

イオンカードは、WAONでチャージすることが前提です。イオンカードとWAONの両方でマイナポイント分をもらえるわけではありません。

まだまだ、特典とかキャンペーンが少ない気がしますので、9月に向けて、これからも魅力があるものが出てきそうです。

マイナポイントと従来の各サービスを組み合わせるとさらにポイント還元を増やすことができます。次は、楽天Payで宣伝している一例です。

一例として楽天Pay

楽天カードや楽天Payを利用している場合、次のような組み合わせで、さらに還元ポイントを増やすことができます。

楽天Payの組合せ還元ポイント

マイナポイントを楽天Payに紐付け(マイナポイント25%)、楽天Payに楽天カードからチャージし(0.5%)、楽天Payを利用する(1%)ことで、合計26.5%の楽天スーパーポイントが還元されます。

楽天Payを利用していない場合は、マイナポイントを楽天カードに紐付け(25%)、楽天カード払い(1%、楽天カードチャージポイントの欄)で、合計26.0%の楽天スーパーポイントが還元されます。

楽天カードを利用していないが楽天Payは利用している場合は、マイナポイントを楽天Payに紐付け(25%)、楽天Pay利用(1%)で、合計26.0%の楽天スーパーポイントが還元されます。

既存のサービスに少し味を付けたような特典ですが、なかなか考えてくれます。

→楽天Payをみる

→楽天カードをみる

少し気になっていること

個人的にマイナポイントの対象となるのかが気になっているのは、Amazonカード(正式名称はAmazonMastercardクラシックカード )です。AmazonのPrime会員はこのカードを利用してAmazonサイト内で買い物をすると2%還元されます(Prime会員以外1.5%、Amazon以外での買い物1.0%)。しかもAmazonチャージをすると2万円のチャージで1.5%(Prime会員以外1.0%)還元されます。つまり、Prime会員であれば、+3.5%還元されることのなります。

Amazonカードは、上の表にあった三井住友カードが代行していますが、ポイントはAmazon独自のものです。 三井住友カードのサイトを見ると7月になんらかのアナウンスがあるようですので、それを待ちたいと思います。
→残念ながら、マイナポイントの対象外のようです(2020年6月30日記)。

→Amazonカードをみる

さいごに

昨年の「キャッシュレス・ポイント還元事業」 に引き続き、次は「マイナポイント制度」で、各サービス事業者は生き残りをかけて大変です。ただ、あまりにも種類が多いので早く数が絞られて欲しいというのが利用者の本音ではないでしょうか。

慣れようと思い、使ってみるのですが、ついレジの方に利用方法を聞いてしまいます。ボケ防止のようなものですので、レジの方、お許しください。。。

—–↓ブログ村ランキングに参加しています。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

楽天市場
5



キャッシュレス社会
白ノ葉ブログの最新情報をチェック!