SBIホールディングスの株主優待では、暗号資産XRPを選択する事ができます。2022年も株主優待案内が送られてきましたので、今までの経緯とその申込方法について紹介します。
SBIホールディングスの株主優待制度
SBIホールディングスの株式を保有していると株主優待制度により、健康食品・化粧品等をもらうか暗号資産XRPをもらうか選択する事ができます（その他に健康食品等の割引制度もあります）。
暗号資産XRPだけに絞るとその株主優待内容は次のとおりです。
- 条件：3月末日で100株以上保有
- 100株以上1,000株未満：2,000円相当のXRP
- 1,000株以上（かつ保有期間1年以上）：8,000円相当のXRP
その他詳細については、次のSBIホールディングスの株主優待制度サイトをご覧ください。
暗号資産XRPの動きと過去の実績
XRP は送金用の暗号資産でリップル社が開発・実用化したもので、通称「リップル」と称されています。
次のチャートは、2022年6月14日から過去約2年間のXRP価格の動きを現したものです（縦軸の単位は円）。最近の下降トレンドが止まらず三角保ち合いから下放れとなり暴落のような状況です。今の時点では44円前後の攻防となり、もしもさらに下放れになると22円～25円あたりが下値の目途かもという感じです。
※SBI VC Trade取引ツールから抜粋（2022年6月14日時点）
私の場合は、次のように株式優待としての暗号資産XRPを2回受け取っており（各々2千円相当で計4千円相当）、現在169単位保有しています。この結果、現単価は約24円なので、まだ利益が残っていますが、危うい雰囲気でもあります。さすがに暗号資産、凄い動きです。
- XRP保有数：169
- 株式優待としての購入額相当：4,000円（＝2,000円×2回）
- 現単価（2022年6月14日）：約24円（＝4,000円÷169）
申込方法
さて、申し込み方法を簡単に説明します。
SBIホールディングスから6月中旬ごろに株主総会の議決権行使書と共に株主優待ご案内・株主優待選択申込書券届きました。次の画は株主優待選択申込券で、ハガキになっていますので選択する方にチェックマークを付けて郵送しても良いのですが、申込券右側にWeb受付（専用ID・パスワードあり）の案内もあります。
Web受付の場合は、スマホからでもパソコンからでも可能ですが、QRコードが使えるスマホからの方が専用ID・パスワード入力不要で簡単でした。
株主優待としてXRPを得るための大まかな流れは次のとおりです。SBI VC Tradeの暗号資産取引口座が必要ですので、もしもお持ちでない人は、下記の③までに口座開設しなければなりません。
- 6月頃に株主優待の通知がきますので、希望する優待品として健康食品等か暗号資産XRPかを選択・返送します。※上記の画の段階です。
- 8月末以降にXRPを受取れるクーポンコード券が送られて来ます。
- 記載されている株主優待申込サイトからクーポンコード券のコード等を記入して申し込みます。
留意点
株主優待としてXRPを受取るための主な留意点をまとめると次のとおりです。
- 申込期限：暗号資産XRPを選択した場合の申込期限は、今年の場合2022年7月29日必着です。ネット申込も可能なので、忘れないよう直ぐに申し込みましょう。
- SBI VC Trade口座が必要：株主優待制度で暗号資産XRPを受取るには、SBI VC Tradeの口座が必要です。もしも、口座が無い場合は、新たに「口座開設」をしなければなりません。
- XRPの受取時期：申込するとクーポンコード券が送られてきますので（8月末以降）、これを利用して株主優待専用サイトから別途手続きが必要です。このクーポンコード券は2022年10月31日に失効しますので、早めに手続きをしましょう。なお、直ちに申し込んだとしても実際にXRPを受取る事ができるのは2022年10月以降になります。
さいごに
下落が続いているのはXRPばかりではありません。ビットコインやイーサリアム等有名どころも暴落のような状況です。しかし、私の場合は株主優待でいただいたものですので、このまま推移を見守りたいと思います。元々の保有目的が勉強であり、かつおまけ的・小額ですので気楽です。
とはいえ、暗号資産の暴落・暴騰は良くある話ですし、既にアセットの一角として大きなボリュームがありますので、何時かは戻るのではないかと考えています。
いまだに恐ろしそうな暗号資産ですが、株主優待によりおまけ的に受取り、動きを注視して何時の日かに備えて目を養っておくのはいかがでしょうか。
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