新NISAに向けて検討した投信積立の候補

楽天証券やSBI証券では、2024年から開始される新NISAを対象にした投資信託積立ての設定が可能になりました。ここでは、私が積立を考えている投資信託の候補を紹介します。

新NISAの概要

現行のNISAでは、つみたてNISA(一定の投資信託を40万円/年、最大20年間非課税で最大800万円まで可)と一般NISA(株式・投資信託等を120万円/年、最大5年間非課税で最大600万円まで可)がありました。

2024年1月から始まる新NISAでは、つみたて投資枠(現行のつみたてNISA)と成長投資枠(現行の一般NISA)の併用が可能になり、年間360万円、生涯合計1,800万円(内、つみたて投資枠の上限は600万円)の非課税枠を保有期間の制限が無く利用できるようになります。しかも、使用したNISA枠は売却すると翌年に復活となり、より活用しやすくなりました。

検討している投資信託の候補

さて、いざ新NISAで積み立てる投資信託を考えると数が多くて迷ってしまいます。そこで、まずは候補となる投資信託を債券型、株式型、その他で絞ってみます。なお、新NISAで投資するのは、充分に生活費・預貯金等を確保した後のお金として考えます。

債券型

上部項目のつみたて枠成長枠とは、新NISAのつみたて投資枠成長投資枠のことです(以下同じ)。各々、現行のつみたてNISAと一般NISAの銘柄を継承しているとしています(最終的には少し変わる可能性があります)。

あらためて見ると債券型のこれらの銘柄では、つみたて枠が無いのが驚きです。もしも、これらの銘柄を積み立てる場合は、成長枠を活用する事になります。

 銘柄基準価格(2023.11.17)管理運用費用(含.信託報酬)つみたて枠(つみたてNISA)成長枠(一般NISA)
eMAXIS Slim 先進国債権インデックス12,992円0.154%以内
SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド10,606円0.0938%程度

株式型(含.バランス型)

日本(国内)株式、海外株式等の銘柄です。

 銘柄基準価格(2023.11.17)管理運用費用(含.信託報酬)つみたて枠(つみたてNISA)成長枠(一般NISA)
eMAXIS Slimオールカントリー20,828円0.05775%
以内
SBI・全世界株式インデックス・ファンド19,544円0.1102%
程度
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド22,2390.0938%程度
ニッセイNASDAQ100インデックス14,070円0.2035%
ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株13,506円0.1815%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)17,979円0.143%以内
ひふみプラス53,415円1.078%以内
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)15,150円0.143%以内

主な内容は次のとおりです。

  • 全世界をカバーするのであれば、eMAXIS SlimオールカントリーSBI・全世界株式インデックス・ファンドの一択で良いかもしれません。なお、例えばeMAXIS Slimオールカントリーは、国内株式比率5.5%ですので、この比率を増やしたい場合は別に国内株式対応の投資信託が必要です(上記表では、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)ひふみプラス)。
  • さらに上記に、債権・リート(REIT)・金(ゴールド)等の資産も含めたい場合は、これらに対応する投資信託も別途必要です。
  • ニッセイNASDAQ100インデックスは、NASDAQの金融銘柄を除いた時価総額加重平均上位100社からなる指数に連動したファンドです。
  • ニッセイSOX指数インデックスF米国半導体株は、SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)に連動するファンドです。
  • ひふみプラスは、上記表では唯一のアクティブファンドです。
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債権・国内リート・先進国リートに各々12.5%の比率で投資するファンドです。

その他

資産を保全するためには、株式以外に債権・ゴールド・不動産(REIT、リート)、その他コモディティ等に分散すると安心です。預貯金等は既に確保済を前提にしており、債券は既に記載済ですので、ここでは投資信託で販売されているゴールドとリートを挙げています。全てつみたて枠は対象外です。

 銘柄基準価格(2023.11.17)管理運用費用(含.信託報酬)つみたて枠(つみたてNISA)成長枠(一般NISA)
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)10,9050.1838%程度
SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)18,816円0.525
~0.675%
eMAXIS Slim国内リートインデックス9,492円0.187%以内
eMAXIS Slim先進国リートインデックス12,671円0.22%以内

結局のところ構成案は

新NISAで毎年投資できる満額のお金はつみたて枠120万円+成長枠240万円です(計360万円/年)。しかし、債券型やコールド型ではつみたて枠が使えませんので、積立てる場合は成長枠を食いつぶす事になります。

新NISAの枠を毎年フルに使用した場合の積立て銘柄の基本型をまとめたのが次の表と円グラフ(表を円グラフで示しています)です。

もっとも毎月これだけの金額を積み立てる事は困難だと思いますので、比率と考えていただき、可能な金額で読み替えてください。

新NISA投信積立ての基本型(毎月)

この基本型をもとにいろいろな派生を考えて最終的に決めていきたいと思います。本稿は少々文量が増えましたので、派生形については次回の投稿でまとめたいと思います。

さいごに

新NISAでは、積み立て期間の制限がなくなりましたので、毎月の上限額一杯を使う必要はありません。このため毎月トータル1万円積立でも良いわけです(新NISAの生涯上限枠まで)。

リスクを極力抑えるためには、投信積立てが良いと思いますが、もしも現行NISAを解約して(利益があるうちに解約して利益確保する事も大切)ある程度の資金があれば、複利効果維持のために1回から数回に分けてスポット購入でも良いと思います。ただし、2024年1月の新NISA開始月は皆さんの集中購入から値が上がる可能性や「節分天井、彼岸底」の格言・アノマリーがありますので、少々考えところです。とはいえ、変更する事の恐れず、まずは気楽に実施するのが良いのではないかと思います。

なお、本稿の銘柄等はあくまで例として載せているものですので、購入については自己判断でお願いします。

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楽天市場
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