スマホ乗り換えの共通作業、キャッシュレス決済とSNSアプリの事前準備

スマホを買い替えたのでスマホアプリの機種変更時における主な事前準備について説明します。私の利用しているキャリアは楽天モバイルですが、作業としてはキャリアに関係なく共通です。

スマホの機種変更

スマホのアプリは便利で面白いのですが、油断をしていると直ぐに一杯になります。今のスマホは「AQUOS sense3 lite」なのですが、段々と遅くなってきたような気がしましたし、スマホ下取り価格のそれ程悪くないので乗換える事にしました。

新しいスマホは次の「AQUOS zero6」です。

乗りかえの作業は、次のとおりです。本当に手間です。私の場合は、楽天モバイル機種の乗換えですが、下記2、3は他のキャリアでも共通に活用できます。

  1. 楽天スマホアプリからスマホを購入する。スマホアプリから購入だけでも+0.5ポイントアップしますし、さらにRSPU(楽天スーパーポイントアップ)や5・10のつく日に購入すると楽天ポイントがよりアップします。
  2. 新スマホ到着後、旧スマホからデータ等を新スマホに移す。これは本記事で詳しく説明します
  3. 旧スマホをスマホ下取りサービスに出す

変更方法としては

それでは、上記2について、私が旧スマホから新スマホへ移行させたデータ等の作業を説明します。主に次の2つの方法があり、スマホアプリとの対応は下表のとおりです(旧スマホで一旦解約・解除をしてから新スマホで再設定する形態もありますが、私の場合は必要ありませんでしたので、説明を割愛します)。

  • 旧スマホで事前操作後再設定:旧スマホからアプリサービス事業者のサーバーに一旦データを移した後に新スマホでこのデータを読込み・再設定します。ただし、iAEONの場合は、データを移す事は不要ですが他端末からのアクセスを事前に許可しておく必要があります。
  • 新スマホで再設定:旧スマホでの作業は特に必要では無く、新スマホでアプリにインストール・設定を行い、今までとおりのアカウント・パスワード等で利用します。
スマホアプリ旧スマホで事前操作後
再設定
新スマホで再設定のみ備考
モバイルSuica
楽天Edy
iAEONイオンのスマホ決済アプリ、他端末アクセスを許可
LINE
PayPay
楽天Pay
VPASS/Vポイント三井住友カード、Amazonカード
GooglePayスマホ決済アプリのプラットフォーム
Facebook
Twitter

旧スマホで事前操作後再設定

事前に、旧スマホのデータをサービス事業者のサーバーにアップしておくか、他端末(今回は新スマホ)からのアクセスを許可しておく方法です。

この後に再設定する方法は、アカウント等の再入力等であまり難しくありませんので、ここでは説明を省略します。

また アプリとしては、モバイルSuica、楽天Edy、iAEON、そしてSNSのLINEです。

モバイルSuica

交通系の代表的なモバイルSuicaです。駅ナカや公共交通機関で移動する時には重宝するアプリです。

モバイルSuicaトップページの上部右サイドの「会員メニュー」を選択します。

「会員メニュー」に移動後、下の方にスクロールして「カードを預ける(機種変更)」を選択します。

「カードを預ける(機種変更)」画面の下にある『「おサイフケータイ」アプリ起動』をクリックし、同アプリの「カードを預ける (機種変更)」ボタンから預ける事ができます。

預けたデータ等は、新スマホのモバイルSuicaから受取る事ができます。

楽天Edy

楽天の電子マネーです。上記のモバイルSuicaと同じ操作なので簡単で良く利用しています。

楽天Edyトップページの左上のメニューを選択すると次の画面が出てきます。

「機種変更の手続き」を選択します。

「機種変更の手続き」ページから「預ける」をクリックしてデータ等を楽天サーバーに預けます。

新スマホでは、預けたデータを再度読み込んで利用します。

なお、この操作には、楽天IDが必要です。

iAEON

iAEONとはイオングループのスマホアプリで、WAONポイントを貯めたり、 WAON ポイントやAEON Payで商品を購入したりする事ができます。

なお、iAEONはセキュリティの関係で、スマホ画面のスクリーンショットが撮れませんでしたので、ここでは文章だけで説明します。

事前に行う他端末アクセスを許可する方法は次のとおりです。

  1. ホーム画面の「メニュー」を選択します。
  2. メニュー画面で「セキュリティ」を選択した後に、「ログイン設定」の「ほかの端末からのログインを許可します」の設定をONにします。

この後に新スマホでは、ログイン画面より電話番号、パスワードを入力し、SMSで送られてくる認証コードを入力すると今までの登録内容が引き継がれて、利用できます。

なお、機種変更の際にこの「他端末からのログインを許可する」をしないと、新スマホで「他端末からのログインが禁止されています。」の表示が出てしまいます。この場合は、iAEONのコールセンターに問い合わせなければなりませんので、注意してください

LINE

LINEは、同じOS(今回はAndroid同士のスマホ)で電話番号が同じであれば、「トーク履歴」以外ほとんどのデータが引き継がれます(通知音やトークルーム毎の通知ON/OFFも再設定が必要)。

このため、事前に次の設定等を確認しておく必要があります。

  • 同じ電話番号、アカウント、パスワード
  • トーク履歴のバックアップ(新スマホで読み込みます)

ここでは、トーク履歴の手動バックアップ方法を説明します(Gmailで登録されている)。

LINEトップページの設定(ギアマーク)をクリックして「トーク」を選択します。

「Google ドライブにバックアップする」をクリックします。

※Gmailが複数ある方は、この後にどのGmailを利用するかを選択する画面が出てきます。

「トーク履歴をバックアップしました。」が出てきますので、「確認」をクリックして終わりです。

新スマホでアプリを再設定

旧スマホでは何にもしないで新スマホで再設定する方法です。ここでは、GooglePay、PayPay、楽天Pay、Pontaカード、Facebook、Twitterが対象ですが、ほとんど全て方法は同じです。また、先の「旧スマホで事前操作後再設定」でもほぼ同じ事を行います。

  1. アプリをインストールします。
  2. アプリを立ち上げ、メールアドレス、アカウント、パスワード等を入力します。アプリによっては、認証コードが新スマホに送られてきます。
  3. 一部引き継がれない通知音等を再度設定します。

おわりに

電話番号が同じでもスマホを変更すると面倒な作業が続きます。今回紹介したのは、主に事前作業ですので、一部です。この後に、Googleサービスのデータ移行やアプリ再インストール・取りこぼしたデータの設定等を行い、さらにスマホの下取りサービスを行う予定です。

簡単に移行できそうな有料ツールもありそうですが、完全にそれらを信用するのもアプリが増殖している状況なので心配です。これらについては、また別の機会に紹介したいと思います。

まずは、キャッシュレス決済アプリ等お金に関係するものだけでも確実に進めていいきたいと考えています。

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