ノートパソコンに外部モニターを繋げて使う人が多いと思います。一般的な設定ではノートパソコンのカバーを閉じるとスリープモードになってしまい大型モニターもOFFになってしまいます。これを避けるための設定方法がWindows11で分かりづらくなっていますので簡単に説明します。
ノートパソコン周りの構成
想定するノートパソコン等の構成は次のとおりです。
- ノートパソコン:私が使用しているものは、最近購入したHP Laptop15s(15インチノートパソコン)+Windows11です。通常は単独で使用しますが、やはり画面が小さいのが気になります。
- 外部モニター:表示を大きく映す場合や外部モニター+ノートパソコン画面の2画面拡張して使いたい場合があります。
- HDMIケーブル:ノートパソコンと外部モニターを繋げます。
- 有線キーボード(USB):ノートパソコンのキーボードでも良いのですが、正面に置くと邪魔なので別のキーボードを使用しています。また、以前無線キーボードを使っていましたが、たまに反応が遅い場合がありましたので、有線キーボードに替えました。
- 無線マウス:マウスはさすがに線があると邪魔なので無線タイプを使っています。
- USBハブ:ノートパソコンのUSBポートは数が少ないので、拡張用の安いUSBハブを使っています。これには、有線キーボード、外部ディスク(バックアップ用で上記には記載していません)、無線マウスのレシーバUSB、USBメモリ等を繋げています。さらに拡張を考えるのでしたらPCドックを購入するのも良いと思います。
カバーを閉めてもスリープしない方法
それでは本題のパソコンカバーを閉じてもスリープしない方法を説明します。
Windows11の前までは、スタートメニュー右クリック>電源オプションを選択すれば、下記で説明する「カバーを閉じたときの動作の選択」まで一気にいったのですが、次のように少し手順が増えています。
スタートメニューからWindowsツールへ
Windows11のスタートメニュー(中央に移動していますね)をクリック>すべてのアプリをクリックするとアプリのリストが現れます。下にスクロールしていき、Windowsツールを選択します。
コントロールパネルを選択
現れたWindowsツールの中から(むかし懐かしい)コントロールパネルを選択します。
システムとセキュリティ
システムとセキュリティを選択します。
やっと現れた電源オプション
ここで以前と同じ電源オプションがやっと現れましたので、これを選択します。
カバーを閉じたときの動作の選択
Windows11以前に外部モニターを利用されている人には、馴染みの「カバーを閉じたときの動作の選択」が左サイドに現れましたので、これをクリックします。
何もしないを選択
ここで、「カバーを閉じたときの動作」を選ぶことができます。下記の場合は、パソコンが電源に接続されている場合に何もしないを選択しています(この他の選択肢としては、スリープ状態/休止状態/シャットダウンがあります)。
さいごにウィンドウ下の「変更の保存」をクリックして終了です。
さいごに
パソコンカバーを閉じたときにスリープしない方法は、結局は電源オプションをいじる以前のままです。ただしスタートメニューの設定からではその機能が現れませんので、入り口がわかりづらくなっています。
WindowsやOfficeは改訂があるたびに見栄えが良くなっているようにみえますが、その都度、ユーザーにとっては混乱してしまいます。特にOfficeは仕事や生活でよく使用するアプリですが、依然として価格が高くいつも不満に思っています。Microsoftには、ユーザーフレンドリーなシステム開発を期待したいと思います。
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