アマゾンFBAの損益結果とやめた理由

FBAとセールスモンスターを活用したネット出品を1年7カ月実施してきましたが、継続を断念しました。手間のわりに大きな収益が期待できないためです。全体損益と断念した理由を説明します。

ネット出品の経過

ネット出品は始めた切っ掛けは、FBA関係の書籍をみて比較的容易に実施できると考えたためです。

FBAとは「Fulfillment By Amazon」の略で、比較的簡単にアマゾンマーケットプレイスにネット出品ができるサービスです。有料ですが(大口利用料で税込5,390円/月)、これに登録して商品をAmazonフルフィルメント倉庫に送ると、その後の、商品保管、注文処理、梱包、出荷、配送、お問い合わせ、返品対応等を全てAmazonが代行してくれます。

このFBAを基にネット出品を始めたのですが、労が多い割には利益が出ない状態です。ネット出品開始から1年7ヵ月を経過した段階でまだ赤字の状態です。最後に売れている商品を継続して仕入・販売するとあと数か月で黒字転換しそうですが、価格競争にそろそろなりそうですし、生活費補填には心もとない金額ですので、継続を断念した次第です。

ネット出品の経過をまとめると次のとおりです。

  1. FBAを活用した並行輸入:米国アマゾンから仕入れ、並行輸入品として日本アマゾンに出品する方法で開始。
  2. 並行輸入を断念:米国からの輸送会社のシステム不備(JCBが受け付けられない等)で手間がかかる、少量の商品では米国からの輸送費用を価格転換するのが難しい、ブランド侵害の危険性がある等で並行輸入を断念。
  3. ネット問屋から仕入:ブランド侵害回避、海外からの配送料・関連ツール費用等のカット等ができ、かつ、プロの目利きの商品を購入する事で売上向上を期待。
  4. セールモンスターで販路拡大:FBAを基に他のショッピングサイトへ自動的に出品してくれる代行サービスのセールモンスターを活用。
  5. ショップ名の商標を登録:自分のショップブランドを商標登録。
  6. ネット出品を断念:確実に売れる商品を見つけることができない等、労多いわりに益が小さく、傷を広げる前に断念。

ネット販売の収支決算

ここでネット出品1年7カ月間での最終的な収支をみてみたいと思います。ネット出品拡販のために代行業者セールモンスターも活用させていただきましたので、この売上も参考のために載せています。

全体収支

ネット出品1年7カ月間の全体収支は次のとおりです。収入は商品売上額167万円、支出は仕入・FBA利用料・ポイント付与・保管料・返品・商標取得費用・配送料(当初の米国から)・ブランド侵害確認等アプリ利用料等々で173万円、そして損益の結果は6万円の赤字となりました。

昨年の後半から順調に売上が上がった来ましたので、あと数か月で黒字転換したと思いますが、それでもわずかです。

収入支出損益
167万円173万円▲6万円

セールモンスターの売上(内数)

FBAはアマゾンのみの出品ですが、拡販のため、代行業者のセールモンスター(以下セルモンといいます)を利用していました。

セルモンとは、FBAで登録した商品を基に楽天市場やYahoo!ショッピングサイト等他のネットショッピングサイトへも出品し、販路が拡大できるサービスで「エイチキューブ株式会社」が運営しています。大量に仕入れた商品を捌いていくためには大変有効な手段です。

セルモンでの実績は、累計売上35万円、広告費1.5万円です。

次の図は、セルモンで提供している売上等の表示画面です。セルモン売上件数を表す円グラフでは全117件、多い順番からみるとヤフーショッピング60件、楽天48件、auPay6件、その他3件の割合です。

これを見るとユーザが利用しているショッピングサイトでは、アマゾンはもちろんとして、ヤフーショッピングと楽天がほとんどを占めることがわかります。

【セルモンでの売上実績の一例】
【セルモンでの売上実績の一例】※セルモンサイトから抜粋。

止めた理由

あらためて商売は難しいと感じました。主な理由を次の通りまとめてみました。

  • 売れる商品の見極めができない:難しいというよりはできない。ネット問屋紹介商品も確実ではなく、圧倒的にはずれが多い。
  • 厳しい価格競争:売れる商品でも直ぐに他出品者との価格競争に落ち込む。最終的に良く売れたのは「パイククランプ(※部材固定用治具)」でした。このようなニッチの商品を見つけても価格競争が緩いだけでだんだん価格が下がります。運よくみいだした人気のある商品では、急激に価格低下が起こります。
  • FBA長期保管料発生:FBAでは売り上げが悪い長期在庫品には保管料が発生します。これを最終的に避けるには、大幅に価格割引をした投げ売り、引き取り、破棄等を行わなければなりません。

さいごに

私の場合、商品をネット問屋から仕入れていましたが、自分で作った商品(自社製造品)や独占販売権を得られる商品であれば話が違うと思います。人気のある商品はすぐに価格競争になり、利益を食いつぶしていく事になってしまいますが、自社製造品等は価格競争が緩いと思われるからです。

最終的にはものにならず残念な結果でしたが、FBAの仕組み・ネット拡販方法・原価計算等々経験をしましたので面白かったですね。負け惜しみも入っていますが、まだまだ長い人生ですので、これにめげずにチャレンジしていきたいと考えています。

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ネット出品の損益結果と継続を断念した理由
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