- 2023年4月21日
令和5年度税制改正で相続税・贈与税が変わります、そのポイントは
令和5年度税制改正の大綱が閣議決定されましたが、その中で、相続清算課税制度と贈与税の暦年課税について変更がありました。相続時精算課税制度では贈与時累計2,500万円まで課税されなかったのが別途毎年110万円の基礎控除になりました。暦年課税では相続開始前に実行していた分を相続財産に加算する年数を3年間から7年間に延長になります。この新制度の概要を説明します。
令和5年度税制改正の大綱が閣議決定されましたが、その中で、相続清算課税制度と贈与税の暦年課税について変更がありました。相続時精算課税制度では贈与時累計2,500万円まで課税されなかったのが別途毎年110万円の基礎控除になりました。暦年課税では相続開始前に実行していた分を相続財産に加算する年数を3年間から7年間に延長になります。この新制度の概要を説明します。
令和5年度税制改正の大綱が閣議決定され、2024年1月からNISA枠が従来の120万円/年から360万円/年に拡大されます。単純には歓迎すべき施策ですが、これだけの金額を使いきれる人は少ないと思います。また、NISAでは損益通算ができないなど留意すべき点もありますので、これらを整理してみました。
e-TAXで確定申告を行う際に使用していたICカードリーダーが使えなくなり、マイナンバーカード認証ができなくなりました。パソコンがWindows11になりドライバーソフトが無くなっていたためです。しかし、e-TAXのポータルサイトには、スマホからマイナンバーカードが読み取れる機能が紹介されていましたので、スマホ認証経由でe-TAXに入る方法を説明します。
奥さんのメールにiDeCoへの加入が65歳まで可能という内容が届きました。あと数年で老齢年金2022の受給資格が生じ、かつ非扶養者である奥さんにiDeCo加入のメリットがあるとも思えませんが、念のため調べてみました。
株式投資をされている人は、確定申告時に総合課税で配当控除を行い、住民税では配当を源泉徴収のままにする申出を行う事が納税的に有利になりますので、多くの方が実施されていると思います。しかし、令和4年度の税制改正により所得税と住民税の課税方式を一致させることが決まりました。これについて説明します。
そろそろ来年に向けて今年(令和3年分)の確定申告を意識するようになってきました。株式投資をされている一定所得以下の方にはメリットのある住民税での配当課税申告不要の手続きがいらなくなるや退職所得課税の見 […]
夫婦二人世帯から奥さんがお一人様になった後の社会保険料・税金の負担を試算します。年金収入としては遺族厚生年金と自分の老齢基礎年金となり減少しますが、非課税や保険料の軽減措置などがあります。その1では、 […]
平均余命をみると女性の方が長生きです。夫が会社勤めをしていた場合は老齢厚生年金も夫の方が多いのが一般的です。夫が亡くなり奥さんがお一人様になった後は、遺族厚生年金と自分の老齢基礎年金が主な収入になりま […]
会社に勤めていた時は、給与から所得税・住民税・健康保険料・介護保険料等が天引きされていましたが、65歳の退職後からは、年金から天引きされたり自分で直接納めたりしなければなりません。収入が減る中で負担の […]
65歳で会社を退職し、主な収入が老齢年金になる人が多いと思います。今まで給与から源泉徴収されていた所得税、住民税、健康保険料・介護保険料等は年金から天引きされたり、自分で直接支払う事が必要になります。 […]