アフターコロナ、定年を睨んで考える2020年からの投資戦略のまね事

新型コロナウィルスで否応なく社会変革が求められています。第1波は終息しつつあるこの段階で、何が変わったのかを洗い出し、大切な資産を守るための次の投資戦略を考えてみたいと思います。

何かが変わった

日本では、新型コロナウィルス感染拡大にやっと歯止めがかかってきたようで、ようやく第一波が終息しつつあるように見えます。最悪の危機を乗りあえず乗り超えるとして、これからの事を少し整理してみたいと思います。

個々の詳細は別の記事に譲るとして、ここではまずざっと概観してみたいと思います。

自分の周りで何が変わった

まずは、近場で自分の周りで変わったことを挙げてみたいと思います。

  • テレワークが増えた
  • ネット通販で購入することが増えた
  • レストラン等のデリバリーや持ち帰りの機会が増えた
  • 家での食事が増えた
  • よく手を洗うようになった
  • 外出時は必ずマスクをするようになった
  • 衛生用品を良く購入した
  • 非常用機材・食品(非常時の備え)を購入した
  • TVが再放送ばかりになった
  • 政府や自治体の動きが気になった
  • ゲームをやるようになった(家族が昔のゲームを)
  • コロナ太りになった、少々ですが
  • 公共交通機関を使う機会が減った
  • 外出が少なくなった
  • 旅行・行楽をしなくなった
  • お酒の量が減った (逆に増えた方もいるとは思いますが)

これらを見るとほとんど定常化されるであろう思われるものですが、この中でも外出関係(公共交通機関、外出、旅行・行楽、お酒)は、大きな反動がありそうです。

世界と日本では何が変わった

次に、日本を含めて世界では何が変わったか、何に気付いたのかを挙げてみたいと思います。狭い視野なので、漏れはたくさんあると思いますが。

  • グローバル化の反動、自国ファースト主義 ・ナショナリズムの広がり
  • 欧州でも国境閉鎖
  • 民主国家(法による徹底)と独裁国家(力による徹底)の各々の長短
  • 欧米の感染者数・死亡率の大きさ
  • 嫌われる中国 (開き直り、力の圧力、お金の圧力)
  • やはり仲良くしたい隣国
  • 中国成長率ストップによる懸念(金が回らなくなる)
  • 頼りになるのはやっぱり日本、そして地方自治体
  • 日本政府のガバナンス力(統治能力)の程度
  • 危機管理に弱い・判断が遅い日本
  • 日本の安全保障(食料、医薬、エネルギー、防衛等)
  • ITが進んでいない日本
  • マイナンバーカードの弱点
  • 地方自治体首長のリーダシップとトップの長短
  • 法律の欠点・欠如
  • 政権与党を含めた庶民感覚の無さ(派閥の復活に向かうのか)
  • 全資産(株、債券、コモディティ)の同時暴落
  • 金の上昇

政治・経済では、中国について良く見ておかなければなりません。特に経済では、成長が続いている間は少々の無理があっても成り立っていきますが、これがストップするとお金が回らなくなります。

この経済の悪化が政治・外交などの悪い方にでないと良いのですが、要注意です。

日本では、今回の厄災で諸外国と比較して法律の不備やIT化(情報システム化)の遅れが顕在化しました。また、安全保障の分野では、昔から言われている食料・エネルギー・防衛等に加えて、医薬分野でもその必要性が問われるようになってきました。

これからの投資戦略は

世界的に見ると自国回帰と中国経済の低下懸念です。世界的に経済の立て直しを図っていくと思いますが、その場合は、これまでどおりの金融緩和とさらに財政出動が予想されます。正にニューディール政策の再来ですね。

経済の立て直しを目的に、財政出動を行い、公共事業・インフラ事業等への投資が進んでいくと思います。

日本の公共事業投資・インフラ投資を考えると、ちょうど日本全国で道路や橋梁等の老朽化が進んでいますのでその対策や、台風・洪水対策など、また新しいインフラとしては、進行中の通信の5Gを始めとするAI(人口知能)、IoT(全ての物のインターネット化)等の高度情報社会の構築などがあります。

今までの金融緩和は、お金がじゃぶじゃぶでも行き場が無かったですが、財政出動になると国が事業を作り出しますので、インフレになる可能性が高くなると思います。

そうなるとお金で持つよりは、株式・不動産・金などの現物でもっている方が有利になります。まあ、専門家では無いのでわかりませんが、暫く様子を見た方が良いと思います。

欲しいものは何か

では、自分ではどうしたものかですが。

金(ゴールド)は少し持っていた方が良いでしょう。米国株式も少し持っていたいと思います。米国ファーストと言っても、米国内資産の凍結はさすがに自由主義世界の覇者である米国はできないでしょうから。半面、中国はわからないので避けます。でもバランス型の投資信託なら考えても良いかもしれません。

日本の中では、ネット関係とその反対の地域密着型産業、安全な食品・防災・防疫関係、コロナ太りを解消するエクササイズ関係でしょうか。

また、これから高齢化社会になっていくと、高齢者ブロガーが増えるかもしれませんね。そうなると、PC、ネットワーク、 サーバ、ドメイン、ネットビジネスサポート関係等の企業がまた元気を取り戻すのかもしれません。

さいごに

今回は、生意気にも大きなテーマについて、つれづれに書いてみました。このようなテーマは、少人数でブレインストーミングした方が、もっとアイデアが出るものです。一人の考えでは漏れも結構あると思います。

どちらかと言えば自分の備忘的にまとめた感があります。大きなテーマになりそうなものだけでもいくつか含まれていますので、追々、個別にまとめていきたいと思います。

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