利用に応じて還元されるポイントカードとしては、楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイントが4強と言われています。しかし、いざカードを使う時にどれを使えば有利なのかわからなくなることがあります。このため、自分の生活圏を中心にし、少し大手も加えて整理してみました。
ポイントカードの比較項目
有名な4つのポイントカードについてまとめてみました。ポイントカードの各サイトを見ると比較項目が沢山あり、なかなかうまく整理ができませんでしたが、とりあえず、身近なところを中心に、さらに皆さんにも比較的関係のありそうなところを一覧表にまとめてみました。これでも一部です。
キャッシュレス決済の項目は、クレジットカード自身もキャッシュレス決済の一つですが、ポイントカードとして見たものに限定しています。ただし、()書きについては、非接触のFeliCaを使うものは説明がぶれるので今回は除いています。
つまり、例えばQUICPayはコンビニのセブンイレブンでも使えますが、今流行のバーコード・QRコード読込や従来の接触型カード読み取りと異なるので、今回の比較からは除外しています。
また、この表はポイントカードの機能として、ポイントを貯めたり/使ったりできるものの比較になっています。
以下、主なものだけを説明します。
クレジットカードと還元ポイント/基本還元率
クレジットカードとその利用によるポイント名及び基本還元率は、再掲すると次のとおりです。ここで、基本還元率は、そのカードでの一般的な還元率で、これより下回るものも、また、キャンペーンや他との組み合わせにより上回るものもあります。
だいたい、同じような基本還元率ですが、この中では、リクルートカードが少し良いです。
楽天カード | 楽天ポイント | 1.0% |
ヤフーカード | Tポイント | 1.0% |
リクルートカード | Pontaポイント | 1.2% |
dカード | dポイント | 1.0% |
キャッシュレス決済
楽天とヤフーは独自のPayをもっています。ヤフーはソフトバンク系なので、他の比較項目でもソフトバンク系の色合いが出ています。この2社に限らず、〇〇Payは今戦国時代ですので、よくキャンペーンをやっていますね。
割引率が大きいことは良いのですが、数が多すぎてついていけません。早く、数社に統合して欲しいというのが利用者の本音ではないでしょうか。私もこの表をまとめるキッカケは、使う時にドタバタしないためでした。
コンビニ・スーパー
だいたい大手のコンビニは対応しています。楽天Payはこの分野では先行していましたが、やっと対応するところが広がってきたという印象です。また、富士シティオは、Tポイントで良くお世話になっているところです。
フード
この分野は数が多いですが、良く使うポイントとの対応はこのようなものでしょうか。
- 楽天ポイント:ロイヤルホスト、リンガーハット
- Tポイント:すかいらーく系(ガスト、バーミヤン、夢庵、藍屋等)
- Pontaポイント:ケンタッキーフライドチキン、ココス
- dポイント:サンマルクカフェ、梅の花、甲羅本店、アール・エフ・ワンセレクト
また、グルメサイトでは次のとおりです。
- 楽天ポイント:ぐるなび
- Tポイント:食べログ
- Pontaカード:HotPepperグルメ
ショッピングサイト
皆さんも良くご覧になっているのではないでしょうか。
- 楽天ポイント:楽天市場
- Tポイント:Yahoo!ショッピング ※LOHACOと組み合わせることでポイントアップします。
- Pontaポイント:じゃらん
- dポイント:dショッピング
旅行サイト
たまには温泉にでも行きたいですね。私は、楽天トラベルをよく見ます。
- 楽天ポイント:楽天トラベル
- Tポイント:Yahoo!トラベル
- Pontaポイント:じゃらん
- dポイント:dトラベル
通信・金融
ここも特長があります。
- 楽天ポイント:楽天モバイル ※私も利用しています。
- Tポイント:SBI証券、bitFlyer ※bitFlyerは仮想通貨関連です。
- dポイント:NTTドコモ ※奥さんと子供が利用しています。
書籍・音楽・ゲーム
サブスクリプションが盛んな分野ですね。普及してきましたので街の書店は大変です。
- 楽天ポイント:楽天マガジン
- Tポイント:Tマガジン
- dポイント:dマガジン
その他
特に私が利用しているところは次のとおりです。
- 楽天ポイント:出光サービスステーション
- Tポイント:眼鏡市場、オートバックス、ヤマト運輸
- dポイント:東急ハンズ
まとめ
有名どころの4つのポイントカードについて紹介しました。サービスが沢山あり、対応しているところが大変多いですので、今回はその一部になっています。
これだけ多いと効果的に活用することが難しいですね。改めて思うことは、やはりある程度どのカードを利用するか的を絞り、活用することを考えたほうが良さそうです。
身近でうまく利用するためには、1~2枚程度に決めて使うことが良いと思います。