楽天銀行と楽天証券の初期設定方法と楽天ポイントを活用したポイント投資の方法・手順、そして設定した分かった注意点等を説明します。楽天カードとの連携やポイント投資により楽天ポイントがさらに貯まりやすくなります。
連携による楽天ポイントアップ
今回の連携の手続きで、次の部分がR SPU!(楽天スーパーポイントアッププログラム)の対象となりますので、まずはこのメリットを説明します。これにより、楽天市場での買い物について、通常の楽天ポイントに加えて、さらに楽天ポイントが加算されていくことになります。
- 楽天カードの引き落としを、今回開設した楽天銀行口座に設定することにより、楽天ポイントが+1ポイント加算されます。
- 楽天証券にて、楽天ポイントを利用したポイント投資の投資信託を購入する事で、楽天ポイントが+1ポイント加算されます。なお、 R SPU!の対象は投資信託だけで、株式購入についてはポイント投資は可能ですが、R SPU!は対象外です。
- 積立投資信託におけるポイント以外の買付分は、楽天カードのクレジット決済を設定することができます(月額上限5万円)。これにより楽天カード決済額に対しても楽天ポイントを得ることができます。
なお、今回の新規口座開設に伴うキャンペーン特典もありますが、その説明は割愛します。
楽天銀行と楽天証券の口座開設申込方法
楽天銀行と楽天証券の口座開設の申込方法は、次の記事で紹介しています。
楽天証券の口座を開設し、ついでに楽天銀行の口座の開設と楽天銀行カードを申し込みました。楽天銀行カードは今まで保有していた楽天カードとは異なりますので、具体的な口座開設方法と主な注意点について説明します。 楽天スーパーポイントアップ[…]
ここでは、上記の後に送られてきた口座開設の初期設定手順の概略と楽天証券でのポイント投資方法のメリット・注意点について説明します。
初期設定手順
楽天銀行も楽天証券も口座の初期設定方法については、IDやパスワード(一部仮のもの)を含めて郵送で送られてきました。上記のネット申込から届くまで1週間程度かかりました。
共にパソコンでの設定手順について簡単に説明します。
楽天銀行の初期設定手順
- キャッシュカードやセキュリティカードと共に初期ユーザIDと仮ログインパスワードが届きますので、楽天銀行サイトから初期ユーザIDと仮ログインパスワードで入ります。
- 今後使用するユーザIDとログインパスワードを設定します。
- 取引の際に使用する暗証番号を設定します。
- ワンタイム認証(1回限りの使い捨てパスワード)を送付するメールアドレスを設定します。
- 希望する質問に対する合言葉を設定します。
- 口座に入金します。
- マネーブリッジ等各種サービスの設定やキャンペーンの申込を行います。楽天カードを保有されている方は、楽天カードの引き落とし口座をこの楽天銀行口座に変更する事をお忘れなく。
楽天証券の初期設定手順
- ログインIDと仮ログインパスワードが届きますで、楽天証券サイトからログインIDと仮ログインパスワードで入ります。
- ログインパスワードを変更します。ログインIDは変更できません。
- 取引暗証番号を登録します。
- 投資方針等のアンケートに回答します。
- 勤務先(インサイダー登録)と国籍を登録します。
- スマホアプリのiSPEEDをダウンロードし、マイナンバーを登録します(下図参照)。
マネーブリッジ方法
続いて、口座へ入金するためにマネーブリッジを設定します。
マネーブリッジとは、楽天証券口座と楽天銀行口座間の自動入出金サービスです。楽天銀行の預金残高から楽天証券で株式等を購入できたり、証券口座にある資金を楽天銀行の口座に、手数料無料で自動的に移してくれます。
また、マネーブリッジを設定することで、楽天銀行の普通預金金利が0.1%に優遇されます。
上図の楽天証券サイトのトップページから「マネーブリッジ申込」をクリックすると、楽天銀行のサイトへ移り連携設定を行うことになります。この時、楽天会員IDは当然、同じものでなければなりません。
楽天証券でのポイント投資方法
楽天証券では、楽天ポイントを投資信託や株式を購入する際に、使用することができます。
さらに、投資信託の場合は、購入額が1回500円以上でその中に楽天ポイントが1ポイント以上含まれていれば、楽天R SPU!(スーパーポイントアップブログラム)の対象となり楽天市場での買い物額に対して楽天ポイント獲得が+1%アップしますので、これを狙います。
注意しておくこと
今回の手続きの過程で、いくつかの注意点が分かりましたので、説明します。
- 楽天銀行と楽天証券で使用する楽天ID・パスワードは同じでなければ連携できません(マネーブリッジ設定ができません)。
- 楽天証券の楽天ポイントを使うポイント投資では、期間限定ポイントを利用するこはできません。このため保有ポイントとして何が残っているか、少し注意しておかなければなりません(ポイントが無ければ現金から引き落されるだけですが)。
- ポイント投資では、株式も投資信託も購入できますが、楽天ポイントの加算されるR SPU!は投資信託だけが対象ですので、株式購入では楽天ポイントの加算がありません。なお、投資信託は、積立購入でもスポット購入でもR SPU! に対象になります。
- ポイント投資の積立投資信託では、毎月1日が購入日と決まっています。しかも、積立設定・変更は、毎月12日が締切日です。例えば、8月24日に、積立投資信託を変更すると9月1日には間に合わず、10月1日が次の変更された積立投資信託の購入日になります。
- ポイント投資の積立投資信託には、上記のようなタイムラグがありますので、早くR SPU! を適用したい場合は、投資信託をスポット購入する事で解決できます。最低購入金額500円/回で条件クリアです。
なお、楽天証券の詳細情報については、下記サイトをご覧ください。
さいごに
なんとなく低迷飛行を続けている日本経済ですが、今回紹介したネット銀行・ネット証券を始め、利用者にメリットのあるネット業界のユニークなサービスを見ると頼もしく思えてきます。
とはいえ、うちの奥さんのようにネットに疎い人も私の世代では沢山いますので、誰でも簡単に(意識しなくとも)利用できるようなサービスを起こしていって頂きたいと期待しています。
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