新型コロナウィルス対策の一つ、特別定額給付金(10万円)申込受付が開始されました

新型コロナウィルス対策の一つとして、全国民一人当たり10万円の特別定額給付金の申込受付が私の街でも5月11日から始まりました。既に開始されている市町村もあるようですが、申込方法を簡単に説明します。

特別定額給付金とは

新型コロナウィルス対策の一つとして、 基準日の2020年(令和2年)4月27日に日本に住んでいる方を対象に一人当たり10万円が給付されます。このため、住民票を届け出している外国人も給付対象となります。

一律10万円というのはいろいろと議論がありましたが、まずは速さを優先した結果のようですが、申込からさらに給付されるまで3週間ほどかかるようです。

申込の手続きは、市町村の地方自治体に委ねていますが、実際の具体的な処理は総務省が行います。下記に特別定額給付金のポータルサイトがありますので、ご覧ください。

私の街の申込等の概要

次に、私の街のWebサイトに掲載されている特別定額給付金の申込方法を紹介します。概要は次のとおりです。

  • オンライン申請方式と郵送申請方式があります。
  • オンライン申請は、令和2年5月11日(月)から受付を開始します。具体的な申請方法は総務省特別定額給付金特設サイト(前述の総務省サイトです)に記載します。
  • 郵送申請は、令和2年5月末を目途に書類を世帯主宛に発送する予定です。
  • 支給は、オンライン申請の場合は申請を受け付けてから3週間程度、郵送申請の場合は現在調整中です。

申込方法

申込方法について、ここではオンライン申請について説明します。パソコン又はスマホ(Android、iOS共にOK)からオンライン申請ができますが、マイナンバーカードが必須です。

パソコン、スマホとも同じような申込の流れなので一緒に説明します。

  1. マイナポータルに入り、住んでいる市区町村を選択します。
  2. 特別給付金を検索し、チェックマークを入れます。
  3. 氏名、生年月日等必要事項を入力します。
  4. 振込先口座の確認資料をアップロードします。確認資料は、申請者名義の通帳、キャッシュカード、インターネットバンキングの画面等で口座番号、カナ氏名等がわかるものをPDFファイル、画像ファイル等にしてアップロードします。
  5. 電子署名を付けて送信・提出します。
    1. パソコンの場合は、マイナンバーカードをICカードリーダーにセットし、署名用電子証明書の暗証番号を入れて提出します。
    2. スマホの場合は、署名用電子証明書の暗証番号を入力し、スマホからマイナンバーカードを読み取り、提出します。

私に住んでいる街では、マイナポータルサイトはオンライン申請開始日の5月11日にオープンにするということでした。

私の場合の提出方法

私は既にマイナンバーカードを取得済、ICカードリーダー購入済で、確定申告などでも活用していますので、オンライン申請します。マイナンバーカードの取得率はまだ20%弱程度のようで、多くの方が郵送方式を選ぶようです。

今のマイナンバーカードは、市区町村の窓口に行かなければ取得できませんので、早く自宅のパソコン等から取れるようにしなければなりませんね。

さいごに

2月頃から議論していた給付金がやっと申請開始の段階まできました。しかし、実際に給付金を手にするのはまだ数週間かかる見込みです。なかなか早急にはいかないもので歯がゆい思いを持ってしまいます。

日本は、民主国家ですのでみんなで相談し、調整していくという形をとっています。それはそれで大変良い面もあるのですが (極端に悪い方に傾かない) 、今回の緊急時では弱点として出てしまいました。

私たちを含めて、謙虚に反省し、早急に改善し、そして次に繋げていただきたいと思います。

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