Google Financeも面白い、Yahoo!ファイナンスとの比較を含めて紹介

Googleでも株式市場・外国為替・暗号資産等の値動きを確認できるGoogle Fainaceというサービスがあります。結構使い勝手が良いので、同様のものでは有名なYahoo!ファイナンスと一部比較して紹介します。

Google Fainanceとは

Google系のファイナンス関係のサービスで、次の画は Google Fainanceのトップ画面で、各赤枠で示した項目から構成されています。

  • 市場を比較
  • 検索窓
  • あなたのポートフォリオ
  • リスト内の急上昇銘柄
  • リスト
  • 収益に関するカレンダー
  • 本日の金融ニュース
  • Googleでの人気銘柄
  • マーケットトレンド
  • 他の銘柄を見る
Google Financeのトップ画面と項目
【Google Financeのトップ画面と項目】
※クリックするとサイトへ移動します。

Google Fainanceの各項目の説明

それでは、簡単に各項目を説明します。

市場を比較

上部バナーの「市場を比較」に右サイドに米国(=米国株式市場指標)、ヨーロッパ(=欧州株式市場指標)、アジア(=アジア株式市場指標)、通貨(=外国為替レート)、暗号通貨(=暗号資産)があり、クリックすると各指標が表示されます。

ここでは、各々クリックすると現れる画面を掲載しています。

米国、ヨーロッパ、アジア、通貨、暗号通貨の各表示画面
【米国、ヨーロッパ、アジア、通貨、暗号通貨の各表示画面】

また、上部バナーの「市場を比較」そのものをクリックすると各指標の比較チャートが表示されます。次の図は、米国を選択し、期間1年間を指定した場合のチャートです。この場合は1年前の起点を0%としてこれ以降の米国株式指標の比較チャートが表示されています。

米国株式指数の比較チャート(1年間)
【米国株式指数の比較チャート(1年間)】

Yahoo!ファイナンスでも比較チャートが表示できますが、あらかじめ決められた指標で良ければこちらの方が簡単です。

検索窓

日米に上場されている株式や上場投資信託(ETF)、指標、通貨等が検索できます。

リスト内の急上昇銘柄

この記事の後半で説明する「他の銘柄を見る」でフォロー指定すると追加される「観たいものリスト」と利用者がポートフォリオとして設定したリスト(今回はpf1の名称で設定しています)から比較的動きがあった銘柄を自動的にピックアップしています。

表の見方は、左から「銘柄名」、「価格」、「前日終値との価格差」、「前日終値との騰落率」です。

Google Financeリスト内の急上昇銘柄の表示例
【リスト内の急上昇銘柄の表示例】

なお、この例で表示されている銘柄の種類は次のとおりです。

  • 米国株価指標:指標(ダウ平均株価)
  • 米国株:PFE(ファイザー)、ISRG(インテュイティブ・サージカル)、AAPL(Apple)
  • 米国ETF:VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)、IAU(iシェアーズ ゴールド・トラストETF)

Yahoo!ファイナンスでは、リスト(ポートフォリオ)の中に個別の株式とETFを混在できませんが、Google Financeは混在可能です。

リスト

今リストに登録されているのは、フォロー指定した「観たいものリスト」と設定した「pf1」です。

Google Financeで設定されているリスト(ポートフォリオ)の例
【設定されているリスト(ポートフォリオ)の例】

試しに設定した「pf1」の内容は次のとおりです。日本株は、「日本たばこ産業」、「イオン」の2種類だけで、残りは、米国株・米国ETFの銘柄です。 米国株・米国ETFの取引は米ドルで行いますが、株価等は円換算で表示されています。

リストpf1の構成銘柄
【リストpf1の構成銘柄

あなたのポートフォリオ

ここに利用者が設定したリスト「pf1」が表示され現在評価額と前日終値からの騰落率が表示されます。リストは複数定義する事ができますので、例えば、国内株式・ETF、米国株式・ETF、NISA銘柄等分けて管理するのも便利です。

なお、上記の図で「pf1」をクリックすると、先の「リストpf1の構成銘柄」等情報が表示されます。

本日の金融ニュース

トップ画面の「本日の金融ニュース」はファイナンスに係る全般のニュースがピックアップされて表示されます。また、上記の「pf1」をクリックして表示される画面では、「ポートフォリオに関係するニューストピックス」が掲載されます。

自動的に関係するニュースが表示されますので、いちいちニュースタグを選択しなければならないYahoo!ファイナンスより簡単で便利です。

Google Financeの本日の金融ニュースの例
【本日の金融ニュースの例】

収益に関するカレンダー

ここでは、近々のファイナンスに関する報告や業績発表等のスケジュールが表示されます。このスケジュールは自身のGoogleカレンダーに登録しておく事ができます

Googleでの人気銘柄

Googleで多くのフォローがある銘柄のリストが表示されますので、いまどのような銘柄が注目されているのかの一つの目安になります。

Google FinanceにおけるGoogleでの人気銘柄の例
【Googleでの人気銘柄の例】

マーケットトレンド

「取引が最も活発」、「値上がり銘柄」、「値下がり銘柄」から選択・表示できます。

Google FinanceにおけるGoogleでの人気銘柄の例
【マーケットトレンドの例】

他の銘柄を見る

Googleが自動的に抽出した指標や銘柄が表示されます。Googleの最近の検索結果、フォローしている証券会社、その他から選別しているようですが、詳細は不明です。フォローしたい銘柄があれば、⊕印をクリックすると「観たいものリスト」に追加されます

Google Financeにおける他の銘柄を見るの例
【他の銘柄を見るの例】

活用方法

ファイネンス系のフリーアプリとしては、Yahoo!ファイナンス が有名です。これと比較して、Google Financeの方が良さそうだと思える点を述べたいと思います。

Google Financeの方は良さそうなところは、主に次の点です。

  • 何と言っても全体が鳥瞰できる点が大きいと思います。まず見たいのは市場動向、ポートフォリオの成績、関連ニュースです。これらがトップ画面で全て確認できます。
  • 株式指標や暗号通貨(暗号資産)の比較が長期間~短期間まで比較できますので、トレンド把握が容易です。
  • 市場や関連銘柄に係るニュースが自動抽出されますので、手間がいりません。
  • Googleのクラウド上のサービスですので、スマホやタブレット等から一元的に同じ操作でアクセスできます。

さいごに

無料のファイナンス系アプリでは、私もYahoo!ファイナンスを利用しています。 Yahoo!ファイナンスのアプリをインストールして利用していますが銘柄比較や関連ニュースを見るのが少し手間かと考えています。最終的な確認は証券会社のサイトを見ていますのでそれ程不便という訳でもありませんが、ざっと把握するのであれば、今回紹介したGoogle Financeも(意外といっては失礼なのですが)結構良いなというのが正直な思いです。

ポートフォリオのところは、まだ今回の説明足らずのところですので、次の機会にでもポートフォリオのあたりを説明したいと考えています。

フリーのツールでも高機能になってきていますので、証券会社アプリも負けないで欲しいですね。

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