そろそろ補聴器が必要かもしれない、国内一の補聴器メーカ・リオンについて

耳鼻科に行ったところそろそろ補聴器が必要な聴力レベルと言われました。そこでお医者さんに紹介していただいたのが、リオン(株)が手掛けるリオン補聴器センターでした。補聴器は比較的高額なので、どうせなら株式投資・運用で取り返せないものかと調べてみました。

衰えてくる聴力レベル

齢をとるといろいろな不具合が出てきます。先日、めまいが起こるようになり、耳鼻科を受診したとこと聴力検査を行いました。その結果では、めまいは良性、ただし聴力は補聴器を使用してもおかしくないレベルだと診断されました。

めまいについては、自宅でできる簡単なリハビリ運動を数週間続けて治りましたが、問題は補聴器です。

聴力は、以前から片耳が聞こえづらいと感じていたのですが、両耳とも補聴器が必要なレベルとの事で、少々ショックでした。私の場合、日常生活の次のよう場面での耳の衰えを感じていました。

  • テレビの音量を上げなければ聞き取れない。
  • 日常会話で聞き逃しが多くなった。
  • セミナー聴講等で、聞こえているのに内容が把握しづらくなった。

特に放置しておくと認知症になりやすくなる場合もあるという事で補聴器を考えて次第です。

安心できそうな補聴器選びの方法

ここで簡単に補聴器を選ぶ際の流れについて説明したいと思います。まずは、補聴器専門外来の医師のところで診断し、アドバイスをいただくところから開始です。

  1. 補聴器外来を行っている耳鼻科の医師に診断・相談します。
  2. 認定補聴器技能者が在籍する認定補聴器専門店を紹介してもらいます。
  3. 認定補聴器専門店で自分の希望(価格、形態等)を述べて補聴器案を受けます。
  4. 日常生活での試聴等を通して補聴器を調整してもらいます。
  5. 購入後は定期的にメンテナンスをしてもらいます。

最近では、眼鏡屋さんで補聴器を取り扱うところが増えてきています。認定補聴器技能者がおられる店舗であれば良いのですが、そうとは限りません。一般的に補聴器は高額ですし、定期的なメンテナンスが必要なので補聴器外来を行っている耳鼻科の先生から紹介していただくのが安心です。

補聴器技能者を認定する公益財団法人テクノエイド協会

認定補聴器技能者とは、(公財)テクノエイド協会が認定する資格です。この協会は、福祉用具に関する調査研究及び開発の推進や福祉用具関係技能者の養成・試験事務等を行う事を目的にした団体です。

詳しくは次のサイトをご覧ください(画をクリックするとサイトへ移動します)。

リオン(株)の株式状況

(公財)テクノエイド協会のサイトをみると認定補聴器専門店一覧があり、私の住む街では「リオン補聴器センター」が掲載されていました。この「リオン補聴器センター」は、リオン(株)のリオン補聴器を販売・サポートする系列店です。

これがきっかけで国内補聴器メーカとしてトップ企業であるリオンの株式に興味を持った次第です。

次の図は、リオン株価の2年間週足チャートです。思いの他低迷しています。

【リオン(株)の株価チャート(2年間、週足)】※Yahoo!ファイナンスから。

主な株式指標は次のとおりです。

  • 株価(2023年5月26日終値):1,842円
  • 一株配当(配当利回り):45円(2.44%)
  • 時価総額:22,692百万円
  • PER(会社予想):10.3倍
  • PBR(実績):0.85倍
  • 単元株数:100株
  • 信用倍率:153倍
  • 株主優待制度あり
    • ジェフグルメカード:100株以上で500円分(500株以上で1,000円分、以下省略)、3年以上継続保有で更に1,000円増
    • 自社補聴器購入割引券(10%割引):100株以上、有効期間1年間

株価は低迷していることもあり、手頃感があります。配当利回りは2.44%と若干物足りない感じがありますが、PERやPBRは伸びしろがありそうです。ただし、信用倍率が高すぎますので株価上昇を妨げる要因になります(一段の下落リスクにも)。また、1日の売買高が1万~2万株と少なく流動性に欠ける点が気になります。

投資方針

低迷時期こそ仕込む時期とも言えますが、売買高が少なく、高信用倍率で下落リスクがありますので、次の方針で臨みたいと思います。

  • 100株単位で指値で購入:高信用倍率なので少し様子見の方が良いかもしれません。購入する場合は、下値を拾う感じで小さく100株~200株単位で、かつ成行買いは高値掴みになりますので指値で行います。
  • 中長期保有:今後の株価上昇を期待して購入するわけですが、高信用倍率からさらに下落する可能性もあります。配当と株主優待を楽しみに中長期保有を基本とします。

さいごに

補聴器は、原則保険医療の対象外です。自治体の助成金も生活保護・非課税世帯の場合のみ適用できるのが一般的です。この点、義肢などとは扱いが異なります。

ただし、医療費控除は「購入する補聴器が医師等による診療や治療を受けるために直接必要である」場合には(著しく高額な物を除いて)適用されます。この額は馬鹿にはできませんので、必ず医師に相談されるのが良いと思います。

補聴器は高額ですし両耳となると義肢と同じぐらいの費用になります。老齢になると聴力が衰えてきますので必需品です。子育て世代の支援は必要だと思いますが、お年寄りの自助努力を支援するような仕掛けもさらに期待したいところです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

楽天市場
5



国内トップの補聴器メーカ、リオンの株価について
白ノ葉ブログの最新情報をチェック!