今年のふるさと納税は終わりましたか、代表的な3サイトの比較

2020年も残り3カ月を切りましたが、ふるさと納税はお済でしょうか。主なふるさと納税サイトである「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」「さとふる」を簡単に比較して見ました。

ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、都道府県や市区町村などの地方自治体への寄附です。総務省が認めている地方自治体なら、自分のふるさとに限らず、どこでも可能です。

ふるさと納税のメリットは、寄附をした地方自治体から返礼品が貰える上に、所得税・住民税から寄附額の内、約2,000円を引いた金額が控除できる事です。一般的に2,000円と記載されていますが、実際には復興特別所得税の影響で負担額が2,000円を少し超えます

なお、控除する場合は、確定申告が必要です。

ふるさと納税について詳しく知りたい方は、次の「ふるさと納税ポータルサイト」をご覧ください。図をクリックするとジャンプします。

総務省のふるさと納税ポータルサイト
【ふるさと納税ポータルサイト(総務省)】

また、ふるさと納税の税額計算の一例については次のサイトでまとめていますので、ご興味があればご覧ください。

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ふるさと

主なふるさと納税サイトの比較

ふるさと納税のサービスを提供するサイトについては、いろいろな企業が出しています。共通的なサービスと代表的なサイトの概要について説明します。

共通的なサービス

ふるさと納税サービスを提供するサイトは、共通的に次のようなサービスを提供しています。

  • 対応する自治体・サービスの検索ができます。
  • 収入によるふるさと納税の上限額(寄附金上限額)を計算してくれます。
  • 確定申告やワンストップ特例制度等の説明や必要な手続き等の利用者サービスが充実しています。

次に利用者の多い3サイトについて概要を説明します。

主なサイトの比較

次の表は、ふるさと納税のサービスを提供するサイトの内、「楽天ふるさと納税」、」「ふるさとチョイス」、「さとふる」を概要を比較したものです。

比較項目としては、自治体数、特典、決済方法、主な特長です。以下、ポイントを説明します。

主なふるさと納税サービスサイトの比較
【主なふるさと納税サービスサイトの比較】

自治体数

各サイトに掲載されている「ふるさと納税」に対応する自治体の数です。

「さとふる」については、自治体数が良く分からなかったので(数えればよいのですが)、全体の自治体数の代わりに北海道の自治体数を括弧内に記載しています。

「ふるさとチョイス」が自治体数として1番です。

特長

「楽天ふるさと納税」は楽天市場での買い物と同様に楽天ポイントが付与され、さらにR SPU!(楽天スーパーポイントアップサービス)の恩恵を受ける事ができます(詳細は各サイト説明のところで)。

「ふるさとチョイス」や「さとふる」は、常設では無いですが、キャンペーン時に、JTBギフトカードがもらえる特典があります。

決済方法

「ふるさとチョイス」は、いろいろな決済方法があり、最も充実しており、2番手は「さとふる」です。

「楽天ふるさと納税」は、クレジットカードのみですが、ネットから申し込みますので、あまり不便さは感じません。

主な特長

「楽天ふるさと納税」は、R SPU!の恩恵を得る事ができる等、楽天グループとしてのメリットを発揮します。

「ふるさとチョイス」は、何といっても登録自治体数が最大で、「ふるさと納税」に対応している全ての自治体が掲載されています。例えば、私の田舎の場合は、「ふるさとチョイス」だけ掲載されており、他のサイトは使う事ができません。

「さとふる」は、後発ですが、特にユーザに利便性が図られています。例えば、他のサイトでふるさと納税したものでも一緒に「さとふる」サイトで管理できたり、指定日配送ができたり、寄附金(ふるさと納税は寄附金扱い)控除に特化した確定申告書のPDFを作成してくれたりのサービスがあります。

各サイトの紹介

次に各サイトを紹介します。各図をクリックすると対応するサイトへジャンプします。

楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税サイト
【楽天ふるさと納税のサイト】

「楽天ふるさと納税」の強みは何といっても、楽天ポイントが付く事です。しかもR SPU!の恩恵を受ける事ができます。

R SPU!は、楽天グループのその他のサービスを実施している場合に、楽天市場での買い物で得られる楽天ポイントがさらに優遇されるサービスです。

例えば、楽天市場で買い物をすると100円で1ポイント付きます。さらに楽天カード決済にすると+2ポイント、楽天カードの引き落しを楽天銀行にすると+1ポイントとなり、これで通常の買い物に比べて4倍のポイントが付くことになります。

ふるさと納税の時にこの楽天ポイントを1ポイント=1円相当で使う事ができますが、楽天ポイントを使っても寄附金控除額が減る事はありません。

上記の図の右上に『今あなたのポイントは「6」倍』と表示されていますが、これは私のケースです。さらに、スマホのアプリからこのサイトへアクセスすると+0.5ポイントとなりますので、実際は楽天ポイント6.5倍の恩恵を受けています。

楽天カードにご興味があれば下記サイトからご覧ください。

→楽天カードを見る

ふるさとチョイス

ふるさとチョイスのサイト
【ふるさとチョイスのサイト】

「ふるさとチョイス」はふるさと納税に対応している自治体が全て掲載されている事が最大の強みです。既に記載しましたが、私の田舎はこのサイトにしか載っていません。

また、「ふるさとチョイス」独自のユニークなポイント制があります。

このポイント制とは、寄附金額に応じて、自治体毎で使用できるポイントが付与される仕組みです。ポイント交換対象のお礼の品は、付与されたポイントと交換することでもらえます。

すぐに返礼品を選ばない場合でも、ポイントの有効期限内ならいつでもポイント交換対象のお礼の品に交換できるたり、ポイントを積み立てて、より高額なお礼の品を選べることができます。

便利なサービスですが、ポイント制を採用している自治体や返礼品が限られており、有効期限もありますので、注意してください

さとふる

さとするのサイト
【さとするのサイト】

「さとふる」は後発な分、先の2サイトと比較すると見劣りします。その点をユーザサポートは良さそうですので、これから始める方には良いかもしれません。

また、ソフトバンク系なので、これから大型キャンペーン等期待したいと思います。

私の場合は

現在は、「ふるさとチョイス」を利用させていただいています。

自分の田舎は、「ふるさとチョイス」のサイトにしか無いためですが、ふるさと納税はどの自治体でもかまわないので、楽天ポイントの貯まる「楽天ふるさと納税」からも、半分づつとかで利用してみようかと考えています

さいごに

総務省の規制があり、返礼品のもどる額が減ってきているようです。感覚としては、寄附金額の3分の1程度です。これから考えるのであれば、約2,000円自己負担のイメージですので、3倍強以上の寄附金(約1万円以上)が意味を持ってくるのかと思います

寄附金なので、あまりセコクは考えたくありませんが、後でもやもやするよりは、地域貢献をして、さらには自分にもお得になる「ふるさと納税」制度を活用していくのも気分的に良いと思いますので、ご検討されては、いかがでしょうか。

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