我が家のアセットアロケーションの確認とキャッシュフロー表の見直し(2020年初)

老後のお金の面での安心のためには、定期的にアセットアロケーションを確認し、キャッシュフロー表へ反映して家計の収支状況を見て、必要に応じて計画を修正することが大切です。2020年初に我が家のアセットアロケーション及びキャッシュフロー表を確認・見直しを実施しましたので、結果を報告します。

我が家のキャッシュフローの見直し手順

我が家では少なくとも年1回はキャッシュフォロー表の見直しを実施しています(たいていは、年末年始か夏季休暇の時期)。見直しの手順としては次のとおりです。

  1. アセットアロケーションの状況を確認する。
  2. その結果をキャッフロー表の貯蓄残高に反映させる。
  3. その他のイベントの実施状況と関連する収入・支出を見直す
  4. キャッシュフロー表の貯蓄残高の収支を確認し、必要に応じて修正する。

まずは、アセットアロケーションの確認です。

2020年初のアセットアロケーションの確認

2019年初との比較

次の表は、2019年初の計を100%とした場合の、2019年初時の各アセットの占める割合と、2020年初の各アセット及び全体の割合です。端数の関係で、一部矛盾しているところもありますが、ご容赦ください。

預貯金等は生活費や普通預金等です。投資信託やETFは、その区分ごと日本債券、日本株式、外国債券、外国株式、国内外REIT、金に振り分けています。

私は、まだ再雇用継続中ですし、企業年金も少し定期的に入ってきますので、収支トントンでもおかしくないのですが、それでも2019年初と比較して2020年初は12%増と大変順調です。

個別で見ると、預貯金等と日本債券は合わせて運用しているところもあり(生活費もあるので普通預貯金⇔定期預金・積立預金の適宜やり取り)、合わせると両年とも若干増加した数値になっています。
特に顕著なのは、日本株式で昨年中盤の低迷から今の持ち直しの状況が現れています。

2020年初のアセットの割合

次の円グラフは、2020年初の全アセットの合計を100%として場合の各アセットの割合です。

ここで気になるのは、日本株式の比率の高さです。また、外国株式自体は比率が低いですが、日本株式と外国株式を合わせると約50%となり、定年前後の運用としては、大変リスクの高い構成になっています。
このため、昨年中盤の日本株式市場が低迷していた期間は、資産全体額に影響を与え、ずいぶんと心配しました。

日本株式をもっと減らし、国内外REITと金をもう少し厚くしたいと考えています。

目標とするアセットの割合

現状、目標としているアセットの比率は次の円グラフのとおりです。まだ株式の比率が多いですが、人生まだ先が長そうですので、注意しつつ、これで、リスク10%以内、リターン4%以上を狙いたいと考えています。

キャッシュフロー表の確認・見直し

2020年初の貯蓄残高の反映とその他イベント実施状況の確認

アセットアロケーションの確認の結果、2020年初の貯蓄残高が出ました。さらに、我が家に係るイベントを見ていきます。主な見直し点は次のとおりでしたが、今回は見直し点が少なかったですね。

  • 親戚の結婚がまだなので、お祝い金を渡す時期を後ろへずらした。
  • 上記に伴い、甥・姪の誕生日(上記の子)、小学校入学等のお祝い金の時期もずらした。
  • 自動車の購入時期を見直し、それに伴い車検等の時期も見直した。

貯蓄残高の収支の確認

2020年初の貯蓄残高と我が家に関連するイベントによる支出時期を見直した結果を、キャッシュフロー表最後の年の貯蓄残高を見て確認します。この貯蓄残高がプラスであれば、現状問題はないという結論になり、マイナスであればどこかで収入を増やす方策か支出を減らす事を検討しなければなりません。

今回の結果

今回は、2020年初の貯蓄残高は前年から増加していた事とイベントが後ろ倒しされた事で、昨年検討したものと比較して余裕が出た結果となりました。

皆さんも最低年1回はこれからの家計のキャッシュフローを明確にすることにより、老後の不安がある程度解消されますので、是非実施してみてください。

なお、キャッシュフロー表の作成方法やひな形のダウンロードは次のサイトに記載されていますので、よろしければご覧ください。

関連記事

定年までにどのぐらい貯蓄をしなければならないかとか、老後破産を防ぐためにはどうすべきかなど、いろいろと悩まれている方が多いと思います。この悩みを少し解決する方法が、事前に我が家のキャッシュフロー表を作ることです。これを作ることにより、貯蓄[…]

ライフプラン

楽天市場
5



2020年初見直し
白ノ葉ブログの最新情報をチェック!