ホームページ用のドメインを一つ持っていると、サブドメインやサブディレクト等で派生サイトを作り、そこでいろいろな種類にのサイトを作成できます。私の場合は、YouTubeの動画管理やAmazon商品のショーケースを作成しています。これらについて説明します。
1つのドメインで複数サイト
私の場合は、この記事のようなノウハウ的なサイトを作成・運用しており、これ用のドメインを所有しています。しかし、このサイトに掲載したくない内容などもあり、派生サイトを考えたわけです。
複数サイトを作成する方法としては主に次のとおりです。
- 別のドメインを取得してサイトを作成する。
- サブドメインを作成してサイトを作成する。
- サブディレクトリを作成してサイトを作成する。
- 固定ページを活用してLPを作成する。※これはサイト作成ではありませんが、目的によりこれで十分なものもあります。
①の「別ドメインを取得して作成する」は、ドメイン取得費用が必要ですし、ドメイン取得費用がキャンペーン中で無料の場合でも縛られることになりますので、本稿での説明は割愛します。
また、④のLPとはランディングページの事です。ランディングページとは検索等から経由してきた人が最初に見るページの事で1ページに簡潔にまとまった広告などがあります。
以下、②③④を説明していきます。なお、レンタルサーバーは(私が利用している)Xserverの利用を前提にしています。
サブドメインでサイト作成
今このサイトをご覧のドメイン「smartage-info.com」にサブドメイン登録を行い、サブドメインにサイトを作成します。
サブドメインとは、ドメインが「smartage-info.com」の場合、「xxx.smartage-info.com」「subsub.smartage-info.com」のxxx.(任意)やsubsub.(任意)のついたドメインの事です。また、サブドメイン登録は無料です。
主な流れは次のとおりです。
- Xserverのサーバー管理に入り、サブドメインを登録します。
- サブドメインにWordPressをインストールします。
- WordPressでHP(我が家の特設サイトとか)を作成します。
私の場合は、YouTubeにアップした動画管理サイトとして活用していますので、下記の流れの前にYouTubeへの動画アップのフェーズも入ります。また、プライベートな動画ですので、セキュリティ対策として(i)YouTube動画コンテンツは限定公開、(ii)動画管理サイトはパスワード保護をしています。
詳細は次のサイトをご覧ください。
むかしビデオで撮影した子供たちの思い出動画を掲載した特設サイトを作成しました。 動画コンテンツはYouTubeにアップロードし、既に他の目的で使用しているドメインにサブドメインを追加し、このサブドメインでHPを作っています。セキュリティも[…]
サブディレクトリでサイト作成
ご覧のドメイン「smartage-info.com」下にサブディレクトリ登録を行い、サブディレクトリにサイトを作成します。
サブディレクトリは、ドメインが「smartage-info.com」の場合、「smartage-info.com/sample(名称任意)」となります。また、サブ ディレクトリ作成も無料です。
主な流れは次のとおりです。
- Xserverのサーバー管理に入ります。
- WordPressをインストールする際に、サブドメインを作成するドメインを指定し、サブディレクトリ名を登録します。
- WordPressでHP(我が家の特設サイトとか)を作成します。
次の図は、Xserverサーバー管理画面でサブディレクトリ名「showcase」を記入したところが表示されています。このサブディレクトリにWordPressがインストールされます。手間としては、サブドメインを登録しない分だけ簡単です。
固定ページでLP作成
先の説明のとおり、LPとはランディングページの事で、WordPressの固定ページに作りますので、新たにサイトを作成するわけではありません。
単純にLPを作るだけなら、内容にも依りますが、わざわざサブドメインやサブディレクトリを起こして作る必要はありません。
WordPressのテーマ(サイトの雛形)によっては、LPが作りやすい構成になっています。単純なものならば簡単ですが、凝った形式にしたい場合は、例えば「WordPress ランディングページ 無料」などで検索してみるといろいろなテーマやテンプレートが抽出されます。
さいごに
はじめは、YouTube動画管理を目的にもう一つのサイトが欲しくなり、今はさらにネット出品用の簡単なLPを作ろうかと考えています。
なんでもそうですが、分かってみると意外と簡単な事があり、さらに凝った事をしたいと思うとまた壁にぶつかってしまいます。しかし、あらためて思うのは、WordPressのテーマとプラグインの多さと深さです。ほとんど無償で賄ってしまいますので、開発者の方へは本当に頭が下がりますね。
少しは、お金の面でも還元しつつ、洗練された機能・操作性等にこれからも期待していきたいと思います。
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