NISA口座の金融機関はどこにする、変更先の比較

NISA口座は年単位でなければ変更できないので、12月が変更のタイミングです。私の場合は、SBI証券か楽天証券が候補ですので、ケーススタディを基にNISA口座の変更先を検討してみました。

NISA変更先を決める上での考慮点

NISA(少額投資非課税制度)での取引の最大メリットは利益が生じても税金がかからない事です。売買益や配当に税金がかかりません。

一方、デメリットは、株式等の投資において損失が発生した場合に一般の株式売買で利益が出ても、NISAの損失と一般株式売買の利益とが損益通算ができない事です。さらに一般株式で認められている3年間の損失繰越しもできません。

このため、NISA口座で投資を行う場合は、手堅く利益が出るように運用しなければなりません。これを考えると、有利な投資方法としては、中長期的な定期積立のインデックス型投資信託となり、これを前提に変更先の金融機関を決めるのが良いと思います。

上記を含めて、変更先のNISAの金融機関としては、次のようなサービスがある金融機関が良いという事になります。

  • NISA口座を作ることで特典があるところ。
  • 投資信託や株式購入等の定期購入でポイントを付与するところ。
  • 投資信託や株式等の保有額に応じてポイントを付与するところ。
  • 自分にとって使い勝手の良いポイントを付与してくれるところ。

変更するネット証券の候補

候補先としては、手数料が安価で使い勝手が良く、ポイント付与のある楽天証券とSBI証券を検討対象として進めたいと思います。付与されるポイントとしては、楽天証券は楽天ポイントSBI証券はTポイントです。

以下、主にポイント付与に重点を置き、比較していきます。

楽天証券

  • 積立の投資信託を楽天カードで最大5万円まで決済ができ、1%のポイントが付与されます。対象口座は、特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISAです。積立日は毎月1日と決まっており、ポイントが付与されるタイミングは、積立注文月の15日前後です。
  • 楽天ポイントを含む投資信託を1回500円以上購入(ポイント投資といいます)するとSPU(楽天スーパーポイントアップサービス)の対象となり、楽天市場での買物が+1%アップします。
  • 楽天銀行のハッピープログラムを申し込み、楽天銀行口座と楽天証券の口座を連結させるマネーブリッジを申し込むと投資信託残高10万円毎に毎月4ポイント付与されます。毎月末時点で月間平均残高を算出し、翌々月2日にポイントが付与されます。
  • よくキャンペーンを実施しています。現在実施しているのは、「NISA口座を他社から楽天証券に変更すると抽選で千名に2,000ポイントプレゼント(対象期間:2020年10月1日~2021年2月15日)」です。

→楽天証券のNISA変更キャンペーンをみる

SBI証券

  • 投信マイレージサービスと称しており、対象投資信託の月間平均保有額が1,000万円未満の場合に0.1%のポイントが付与されます(1,000万円以上の場合は0.2%)。ポイントが付与されるタイミングは翌月の15日夜間です。
  • 投資信託によってはさらにポイントが0.05%~0.01%付与されます。例えば、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」は0.1%に加えて0.05%付与されますので、合計0.15%のポイントが付与されます。
  • よくNISA関係にキャンペーンを実施しています。現在実施しているのは、「米国株式NISA買付手数料全額キャッシュバック」と「つみたてNISA総額100万円トリプルキャンペーン」ですが、今からでは間に合いません。次に期待しましょう。

ケーススタディ

楽天証券とSBI証券における、ケース1(積立投資信託購入額50,000円/月、保有投資信託評価額3,000,000円)ケース2(積立投資信託購入額50,000円/月、保有投資信託評価額6,000,000円)の場合の年間ポイント付与(金額換算)を比較してみます。

共通の仮定

購入する条件や購入・保有する投資信託を次のように仮定します。

  • 一般NISAで投資信託を定期積立で購入します。
  • 毎月の積立購入額は、楽天証券のポイント付与の最大値である50,000円/月とします。
  • 楽天証券では、楽天銀行とのマネーブリッジとハッピープログラムに申込済みで、かつ投資信託の積立は楽天カード決済です。
  • 保有している投資信託は、SBI証券で保有投資信託額の0.15%が付与される「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」とします。

ケース1

楽天証券では、投資信託の積立は、楽天カード決済が可能でポイントが1%付与されますので、金額相当にすると年間6,000円(=50,000円×1%×12ヶ月)相当になります。また、保有する投資信託の評価額に対し100,000円毎に4ポイント付きますので、年間1,440円(=3,000,000円/100,000円×4ポイント×12ヶ月)相当になります。

一方、SBI証券では、積立では特にポイント付与はなく、保有投資信託評価額に対するポイント付与だけです。保有する投資信託の評価額に対し0.15%ですので、年間4,500円(=3,000,000円×0.15%)相当になります。

※楽天証券、SB証券、共に積立購入で保有投資信託評価額が600,000円(=50,000円×12ヶ月、年平均では300,000円)増加しますが、わかりやすさ優先で無視します。

楽天証券とSBI証券の年間ポイント付与金額相当の比較(ケース1)
【年間ポイント付与金額相当の比較(ケース1)】

この結果、楽天証券で年間7,440円相当、SBI証券で年間4,500円相当のポイントが付与され、楽天証券が有利です。

→楽天証券公式サイトを見る

ケース2

ケース2では、保有投資信託評価額をケース1の2倍の6,000,000円にして計算した場合です。

楽天証券とSBI証券の年間ポイント付与金額相当の比較(ケース2)
【年間ポイント付与金額相当の比較(ケース2)】

結果は、楽天証券で年間8,880円相当、SBI証券で年間9,000円相当のポイントが付与され、SBI証券が有利です。

→SBI証券公式サイトを見る

結論とわたしの場合

ケース1とケース2を比較すると結論は次のとおりです。

  • まだ保有している投資信託評価額が小さいうちは、楽天証券で積立投資信託を購入する方が有利です。ただし次が必要です。
    • 楽天銀行口座を開設してマネーブリッジ(楽天証券口座と連接)とハッピープログラムを申し込む必要があります。
    • 積立投資信託を楽天カードで決済する必要があります。
  • 保有する投資信託評価額が大きくなるとSBI証券が有利です。保有投資信託評価額の目安は約6,000,000円以上になります。結構大きな額です。

結局、私はNISA口座の変更先を楽天証券にする事にしました。理由は次のとおりです。

  • リスク分散のために、積立投資信託で定期購入を優先したいと考えています。
  • 既に、楽天証券口座、楽天銀行口座、楽天カードを保有しています。
  • 楽天証券口座と楽天銀行口座を連接するマネーブリッジを設定していると楽天銀行の普通預金金利が0.1%になります。
  • 楽天のパッピープログラムやSPU(楽天スーパーポイントアップサービス)があり、銀行での手数料無料回数アップや楽天市場でのポイント付与アップ等の特典が期待できます。

→楽天証券マネーブリッジをみる

→楽天カードをみる

楽天の場合は、よく言われる楽天経済圏の恩恵が受けられると事が強いと思います。

SBI証券場合は、保有投資信託評価額が大きくならないとメリットがありません。一般の投資信託だけではなく、ETF(上場投資信託)も保有の条件に加えるとよりメリットが出ますので結論が変わる可能性があります。

さいごに

NISA口座を変更するネット証券について、楽天証券とSBI証券について比較してみました。

私自身、以前からSBI証券の口座を持っており、手数料や外国株式の取扱い等SBI証券のサービスが良いという印象を持っており、さすがにネット証券トップだけはあると思っています。

楽天証券については、ポイ活を目的に作り、まだ開設から1年程度です。しかし、楽天証券のサービスを見ると魅力的な内容が多く、SBI証券も安心できないなぁ~と考えています。

動きの激しい業界のようですので、これからもユーザ指向の良いサービスを分かり易く提供していただきたいと思います。

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楽天市場
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