投資信託の積立てが楽天キャッシュで可能になりました、具体的な設定方法

楽天証券での投資信託の積立てが2022年8月1日分から楽天キャッシュで可能になりました。積立設定は6月19日からできます。今実施中のキャンペーンと具体的な設定方法について説明します。

楽天キャッシュでも投資信託の積立てが可能

従来、楽天証券における投資信託の積立てはクレジットカード決済が可能でした。しかし、楽天ポイント付与の改悪の見直しがあり、それをカバーする意味もあるのでしょうか更に楽天キャッシュでも投資信託積立てが可能になりました。

従来のポイント付与と比較して、購入金額を増やしてもポイント数は減るのですが(キャンペーン期間後)、一般NISAの限度額120万円/年(10万円/月=楽天クレジットカード決済5万円/月+楽天キャッシュ決済5万円/月)まで購入できますので、暫くは実行してみたいと思います。

投資信託の積立てに関するポイントの見直しについては、次の記事でまとめていますので、ご覧ください。

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楽天証券におけるキャッシュレス決済のポイント還元改悪

実施中のキャンペーン

設定方法に入る前に現在実施中のキャンペーンについて紹介します。特に①はエントリーが必要ですので早めに実施しましょう(下記青字をクリックするとキャンペーンサイトへ移動します)。

  1. 楽天キャッシュ決済スタートダッシュキャンペーン(エントリー要)
    • 初回8月買付分を楽天キャッシュで投信積立を設定・約定した利用者全員で楽天キャッシュ100万円分を山分けします。
    • キャンペーン期間:2022年6月19日~2022年7月12日(※買付は8月となります)
  2. 投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン(エントリー不要)
    • 投信積立で楽天キャッシュ決済を利用すると、楽天キャッシュ利用額0.5%、楽天カードからの楽天キャッシュチャージ額に対する0.5%のポイント還元と合計して、キャンペーン期間中は楽天キャッシュ利用で最大1.0%のポイント還元となります。
    • 積立設定期間:2022年6月19日~2022年11月12日(買付指定日:2022年8月1日~2022年12月28日)

具体的な設定方法

次に具体的な設定方法について説明します。ここでは、既に楽天クレジットカード決済で投資信託を5万円/月づつ積立て購入している前提とします。

楽天キャッシュと残高キープチャージの設定

楽天証券サイトから楽天キャッシュによる投資信託の積立て設定を説明します。

楽天証券トップから投資信託トップへ

楽天トップ画面の上部メニュー「投資信託」を選択すると次の投資信託トップ画面になります。ここで「積立設定紹介・変更・解除」をクリックします。

現在の積立て方法の確認

積立設定一覧が表示されます。現状では楽天カードによるクレジットカード決済による積立が毎月5万円設定されており、まだ楽天キャッシュは0円です。そこで「チャージ方法の設定」をクリックします。

楽天キャッシュへ

次のウィンドウが開きますので、「名義確認のため楽天Edy(株)への氏名とRakuten IDの提供に同意します」にチェックマークを入れ、「楽天キャッシュの設定へ」をクリックします。

残高キープチャージ設定へ

次のウィンドウが表示されますので、「規約に同意してチャージ方法を設定する」をクリックします。

なお、楽天キャッシュを利用する場合は、事前にチャージが必要です。楽天キャッシュでは、毎月の投資信託購入額を確保することができ、これを「残額キープチャージ」といいます。

残額キープチャージ元の設定

次の画面は、残額キープチャージと紐付ける楽天カードの指定方法です。この場合は2種類のカードが表示されていますが、選択する方にチェックマークを入れ、「設定する」をクリックします。

楽天クレジットカードとの紐付け

紐付けるクレジットカードのセキュリティコードを入力して「次へ」をクリックします。

残高キープチャージ額の設定

楽天キャッシュでは、上限である毎月5万円分の投資信託を購入しますので、この例では50,000円を設定し、「上記金額で設定する」をクリックします。

残高キープチャージ設定の確認

設定の確認画面です。問題なければ「楽天証券ページに戻る」をクリックします。

対応する投資信託の設定

今までは、既に楽天クレジットカード決済を5万円/月で設定していました。ここでは、これを全て楽天キャッシュに一括変更する方法を説明します。つみたてNISAの場合は、上限40万円/年(月当たり3.33万円)なのでこの方法が便利です。

現状の確認

再び投資信託トップ画面を表示すると、積立設定一覧で楽天キャッシュチャージ方法が設定済となっているのが確認できます。いままでの楽天カードのクレジットカード決済を楽天キャッシュ決済に変更しますので、「変更に進む」をクリックします。

クレジットカード決済から楽天キャッシュへの一括変更

現状の積立している投資信託が表示されますので、全て選択されている事を確認し、右サイド下の「次へ」をクリックします。なお、一部だけ変更する場合は、左サイドのチェックマークを外します。

変更の実行

確認画面が現れますので、問題なければ「取引暗証番号」を入力し、「変更する」をクリックします。なお、この表示例では、楽天キャッシュでの初回積立予定日は1日となっています。クレジットカード決済の場合は、1日と決まっていますが、楽天キャッシュの場合はその他の日に変更が可能です。

変更の終了

無事変更が終わると表示される画面です。念のため「積立設定一覧」をクリックして確認してください。

投資信託の追加設定方法

前節では、楽天クレジットカード決済を全て楽天キャッシュ決済に変更しましたので、ここでは、新たに楽天クレジットカード決済の投資信託も追加したいと思います。

積立設定の現状確認

投資信託トップの積立設定一覧で決済方法を確認します。現状、楽天カードのクレジットカード決済では積立0円となっています。

対象投資信託の例

投資信託トップの検索機能と利用して対象の投資信託をピックアップします。この例では、金(ゴールド)の投資信託である「SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」を表示しています。対象の投資信託が決まったら、右下の「積立注文」をクリックします。

決済方法の選択

決済方法は次の画のとおり4種類あります。今回は「楽天カードクレジット決済」ですのでこれをクリックします。

積立金額の指定

同様に積立金額の入力、ポイント利用設定状況(ポイント投資)の設定、分配金コースの選択(選択済)、口座の選択(今回はNISA)を指定・選択し、「目論見書の確認へ」をクリックします。

目論見書の確認

「目論見書を閲覧する」をクリックして内容を確認し、必要に応じて「未閲覧の書面を確認する」を行います。

積立注文の確認と実行

積立注文内容を確認します。問題なければ「取引暗証番号の入力」を行い、「注文する」をクリックします。

設定された投資信託の一覧

さいごに投資信託の積立設定状況を確認します。楽天キャッシュ決済で5万円/月、楽天カードクレジット決済で5万円/月で、上限である合計10万円/月のキャッシュレス決済が設定できました。

さらに設定を変更する場合

この後に変更する場合は一例として次のように処理します。

  • 銘柄を変更する:積立を止める投資信託を削除して新たに積立を始める投資信託を追加します。
  • 積立日を変更する:クレジットカードの場合は毎月1日で変更不可ですが、楽天キャッシュの場合は変更が可能です。変更する場合は、フォンド名(投資信託名)をクリックすると変更画面が現れます。
  • 積立金額を変更する:フォンド名をクリックすると変更画面が現れます。
  • 決済方法を変更する:フォンド名をクリックすると変更画面が現れます。

さいごに

今回例で挙げた投資信託について少し補足します。

SMTゴールドインデックス・オープンはつみたてNISAの対象外です。また、NASDAQ100はリスクが大です(上昇時は値上がり幅が大きいですが下落時も大きい)。現役世代の若い人は長期間積立が可能なので、これでも良いかもしれませんが、定年後の人には要注意です。もしも、株式投資も別にされている人であれば、株式投資だけで十分リスクを抱えていますので、投資信託の方では少しリスクの低いものに変えた方が良いと思います

例えば、株式型であれば「SBI・全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界)」、バランス型ではeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。これでも結構リスクが高いかもしれません。ご自身のリスク許容度を十分に考慮してご検討ください。

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