日経平均・S&P500・8資産均等の投資信託の比較

日米を代表する株式指標である日経平均と米国S&P500と8資産均等を低コストで有名なeMAXIS Slimシリーズの投資信託にて過去3年間の値動きで比較してみました。最近の日米株式市場の低迷があるとはいえ、米国S&P500の強さが光る結果となりましたので、これを紹介します。

eMAXIS Slimシリーズとは

eMAXIS Slimシリーズは、業界最低水準の運用コストを常に目指している三菱UFJ国際投信が設計・運用している投資信託です。

投資信託ではインデックス(指標連動)・ノーロード(売買手数料無料)タイプの商品の信託報酬率等運用コスト引き下げ競争が激しく、これに目が行くと最低運用コストの投資信託へ頻繁に変更しなければなりません。

しかし、eMAXIS Slimシリーズは、「他社類似ファンドに係る信託報酬率が当社ファンドを下回る場合、ファンドの継続性に配慮した範囲で信託報酬率を引き下げることを基本とします。」と明記しており、安心して積立等を継続できるメリットがあります。

eMAXIS Slimシリーズの詳細については、上記の画をクリックするとサイトへ移動しますので、ご覧ください。

比較した3つの投資信託

ここでは比較する日経平均と米国S&P500に連動する投資信託と8資産均等型の投資信託について簡単に説明します。

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

日本株式市場の日経225(配当込)に連動するように設計された投資信託です。主な特徴は次のとおりです。

  • インデックス型の投資信託
  • 対象インデックスは日経225(配当込)
  • 運用コスト(信託報酬)は年率0.154%(税抜、年率0.140%)
  • 運用会社は三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国株式市場のS&P500(配当込、円換算)に連動するように設計された投資信託です。円換算で為替ヘッジを行っていませんのでドル円為替の影響も含まれています。主な特徴は次のとおりです。

  • インデックス型の投資信託
  • 対象インデックスはS&P500(配当込、円換算)
  • 運用コスト(信託報酬)は年率0.0968%(税抜、年率0.0880%)
  • 運用会社は三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim 8資産均等

国内株式(TOPIX連動)、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITに各々12.5%ずつの投資割合で組み合わせた投資信託です。購入資産を分ける事でリスクを分散しています。主な特徴は次のとおりです。

  • インデックス型の投資信託
  • 対象インデックスは、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITを各12.5%ずつ組み合わせた合成インデックス
  • 運用コスト(信託報酬)は年率0.154%(税抜、年率0.140%)
  • 運用会社は三菱UFJ国際投信

比較結果

次の表は、三菱UFJ国際投信が開示しているeMAXIS Slimシリーズの情報から3つの投資信託の比較のために私がデータを抽出して作成したものです。抽出したデータは、2020年1月6日を1(縦軸)とし、そこから2022年2月7日までの変動を現しており、コロナ禍で暴落した2020年3月のデータも含まれていますので、その後の立ち直り状況もわかります。

eMAXIS Slimの日経平均、S&P500、8資産均等投資信託の比較
【3つの投資信託の比較】
※eMAXIS Slimのデータを基に作成。

主な気付きは次のとおりです。

  • 共に2020年3月の暴落以降順調に回復しています。
  • 特にS&P500の伸びが大きく、特に最近の日米株式市場の低迷状況にかかわらず依然として大きな上昇率をキープしています。
  • 2020年3月の暴落前後を見ると、S&P500の変動差が最も大きいですが、8資産均等でも大きく変動していますので、その後の立ち直り具合をみるとS&P500を継続保有していても問題なさそうです。
  • 日経平均をみると、2021年3月まではS&P500よりも良い成績ですが、その後は現在まで大きな保ち合い状況に陥っています。
  • 8資産均等をみると、他との比較では安定していますが2020年3月前の水準に戻るまでに約1年間かかっており(日経平均やS&P500は約半年で戻っている)、さらに現状でもS&P500より成績がかなり劣ります。

これらの結果を見る今回比較した3つの投資信託での現状の結論は次のとおりです。

  • 投資信託は、S&P500を購入して保有し続けるのが良い。

さいごに

今回の結果では、断定的にS&P500が良いと述べていますが、過去のデータを基にしているので必ずしも未来が見えている訳ではありません。そのようになるかは神様しか分かりません。またS&P500だけが米国株式市場を代表するものでもありません。ニューヨークダウNASDAQ100に連動するものもあります。さらに、投資信託やETF(上場投資信託)を一括購入するか積立投資信託にするかの選択もあります。

所詮は、人それぞれの性質や年齢などの置かれた立場があり、さいごは自分なりの考え方で進めなければなりません。

私の場合は既に年金生活に入っていますので、安定性と株式型の投資信託を基本に置き、それ以外を個別株式で楽しんでいます。欲との闘いはなかなか面白いものでやり過ぎる所もありますが、無理の無い範囲で平均寿命マイナス10年ぐらい前までは戦っていきたいと思います。

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