米国の2020年の株式市場は、下げから始まりました。暫くは混乱が続くと思いますが、米国市場の大きさを見ると、この市場への参加は迷うことなく必要なことだと思います。私は2016年から少ない資金で米国市場で運用を始めましたが、いま注目している米国株式銘柄について説明したいと思います。
注目している米国株式
米国の株式を購入する場合は、投資信託でも可能ですが、ここでは、個別株について、説明します。次の表が、注視中の米国株式です。
保有していたもの/保有しているもの
元は電気会社勤務のため、IT・通信分野が多いですね。また、これから高齢化社会なので医療関係も気になります。GAFA(Google=アルファベット、Apple、Facebook、Amazon)のも入れてみました(ファイスブックは情報漏洩が良く起こっているので外していますが)。しかし、GAFAやISRGはPER・PBRがすごいですね。バブルです。これでアップル以外は先行投資に回しているとの理由で配当無しです。
この中から私が保有していたもの、保有しているものを紹介します。あまり役には立ちませんが。
アマゾン・ドット・コム
ネットマーケット、クラウドサーバの最大手です。一時期の勢いはなくなっていますが、徐々に下値を切り上げています。1,700ドルの時に利確したのですが、まだ上がり続けています。
クラフト・ハインツ
食品持株会社で、有名な投資家ウォーレン・バフェット銘柄です。購入したとたんに赤字予想が出て、急落です。配当が比較的良く、大した額を買っているわけでもないので、当分保有します(塩漬けともいいます)。
アマゾンなどのネット通販の影響を受けているみたいですが、ウォルマートのような巻き返しに期待したいです。
インテュイティブ・サージカル
医療機器メーカで、手術ロボット「ダビンチ」(da Vinci)で有名です。一部特許が切れましたが、売り上げもチャートも順調です。アマゾン株を売却した後に、ほぼ衝動的に購入してしまいました。
一応利益が出ていますが、この株の利益でクラフト・ハインツのマイナスをカバーしている状況です。
少し気になる銘柄
医療関係(PFE、JNJ、PNG)はどれか持ちたいと思っています。5G関係では、CNCO、VZ、AVGOなどですね。AVGO(ブロードコム)も注目しています。スマートフォンの通信用半導体はクワルコムが押さえていますが、そこに割り込もうとしているので注目しています。
AT&TとIBMは、私が会社に入った時の通信とコンピュータの大巨人です。本当に隔世の感があり、より一層年を感じます。また、復活してきましたので、引き続き、期待したいです。
PER・PBRを見ても米国市場のダイナミックさが分かります。それに比べて日本市場はなかなか日経平均が24,000円を超えることができず、もやもやが続いています。世界情勢がきな臭いので、そろそろ危ないかなと思う反面、乗り遅れてはとの欲との闘いです。原点に戻ると定年後の大切な資金ですから安全の方に傾けるべきかなと思っています。でも悩ましいですね。