サル痘に備えた株式投資、明治ホールディングス

WHO(世界保健機関)からサル痘に関する緊急事態宣言が出されました。サル痘には天然痘ワクチンが有効らしいですが、日本では明治ホールディングスのKMバイオロジクスが製造しています。これらについて説明します。

サル痘と予防策

7月24日のYahoo!ニュース(毎日新聞)でWHOから「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にサル痘が宣言された旨の記事がありました。主な内容は次のとおりです。

  • WHOからサル痘が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に宣言されました。
  • 今年初めからの感染者は世界約70カ国で1万4000人、日本ではまだ確認されていません。
  • 患者はほとんど男性で男性間の濃厚接触で感染されます。※当初のHIVのような感じです。
  • サル痘の発症予防には天然痘ワクチンが有効です。ただし、日本では1976年以降天然痘ワクチンの接種は無く、これ以降に生まれた人には免疫がないと考えられます。
  • 日本では天然痘ワクチンをKMバイオロジクスが生産しています。

詳細は次の記事をご覧ください。

→ニュース「感染経路は?ワクチンは? サル痘、国内でどんな対応取れるか」(Yahoo!ニュース、毎日新聞)

→ニュース「サル痘、日本の流行を抑える手立て 天然痘ワクチンの効果は」(毎日新聞)

明治ホールディングス

天然痘ワクチンを生産している「KMバイオロジクス」は明治ホールディングス(以下、明治HDと称します)下の企業で、明治HDが株式を100%保有しています。このため、株式投資は明治HDが対象となりますので、調べてみました。

企業の概要

明治HDは、明治製菓と明治乳業が2009年統合して生まれた企業です。チョコレート(明治チョコレート、明治チョコレートカカオ72等)や乳製品(おいしい牛乳、明治ブルガリアヨーグルト、R-1等)で日常的に購入されている人も多いと思います(私もその一人です)。そして最近では、医薬品にも力を入れています。

構成

次の図は、2022 年3月17日付で公開された明治ROESG 経営による企業価値創造(青字をクリックすると資料へ移動します)から作成したものです。

明治ホールディングスの2020年度の売上構成
【明治ホールディングスの売上構成(2020年度)】

売上高は圧倒的に食料セグメントで84%となっています。医薬品セグメントは16%でその中に今回ニュースになったKMバイオロジクスが含まれています。

主な株価指標と株価チャート

明治HDの主な株式指標は次のとおりです。株価等は2022年7月25日終値です。PERやPBR、信用倍率をみても過熱感はありません。

  • 上場市場:東証プライム
  • 株式コード:2269
  • 株価(2022年7月25日終値):7,040円
  • 予想PER:15.87倍
  • 実績PBR:1.47倍
  • 予想1株配当(配当利回り):170円(2.41%)
  • 信用倍率:3.64倍
  • 株主優待制度:有り

株式優待があり、3月末日時点の所有株式数に応じて、自社グループ製品の詰合せがプレゼントされます。100株以上保有で2,000円相当、500株以上保有で3,500円相当、1,000株以上保有で5,000円相当です。

次は、株価の日足チャート(6ヶ月間)です。先週土曜日から動意づいています。本日2022年7月25日終値は7,040円と前日比で、+170円(+2.47%)です。ニュースが発表された割には全体の弱い地合いに押さえられた影響かもしれません。

少し出来高が増えてきていますので、これからボリンジャーバンド+2σや最近6ヶ月の最高値7,310円を超えるかそれとも押し返されるか信用倍率と共に注目したいと思います。

明治ホールディングスの株価日足チャート6カ月間
【明治ホールディングスの株価日足チャート6カ月間】
※SBI HYPER2より抜粋。

業績推移

次のグラフは通期業績推移です。昨年度比減収・減益であまり良くありません。

明治ホールディングスの通期業績推移
【明治ホールディングスの通期業績推移】
※SBI証券サイトから抜粋。

サル痘関連ニュースが発表される前では、一部の証券会社がレーティングを下げていました。今回のニュースでどのように動くのか面白そうで逆に反発する期待もあります。

結論

とりあえず購入してみたいと思います。日本ではまだまだサル痘に関する危機感が薄いですので、このまま萎んでしまう可能性もあります。しかし、株式指標等をみてもまだ過熱感はありませんので、良いチャンスかもしれない。というのが個人的な結論です。購入で売買益を得て、ついでに応援もという虫の良い話です

ボリンジャーバンド、単純移動平均線の向き、出来高、信用倍率等を基に、万一の場合は逃げる事も念頭に考えたいと思います。

さいごに

株式投資で観ればもしかするとチャンスかもしれませんが、コロナ禍の中でさらにサル痘かと落ち込んでしまいそうです。子供の頃に読んだマンガ本コラムにはウィルス(当時はビールスと言っていました)が人類最後の敵のような事が書かれていました。本当ですね。

皆さんも十分に気を付けてください。

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