今年も期末配当金計算書と共に日本郵船の株主優待の案内が2023年6月末に来ました。例年どおり飛鳥クルーズ料金が10%割引になる他に、横浜山下公園の氷川丸招待券が同封されていました。昨年と比較すると若干利用方法が簡略化されていますので、株主優待制度の概要と共に説明します。
日本郵船の株主優待と配当
株主優待は、飛鳥クルーズの割引と氷川丸の無料招待券です。一度は行ってみたいクルーズの旅ですが、保有株式に応じて飛鳥クルーズ10%割引券が次のようにゲットできます。この割引券1枚は1クルーズ1名に使えます。
所有株式(3月31日現在) | 優待割引券(割引率10%) |
---|---|
100株以上~1,500株未満 | 3枚 |
1,500株以上~3,000株未満 | 6枚 |
3,000株以上 | 10枚 |
また、横浜山下公園の氷川丸入場券が無料になる招待券が得られます。
送られてきた優待割引券等
先日(2023年6月下旬)、2022年度期末配当金計算書と共に優待割引券等が送られてきました。
私は300株保有で1,500株未満ですので、飛鳥クルーズ優待割引券3枚です。
さらに次の日本郵船氷川丸無料招待券が2枚同封されていました。
昨年との違い
それほどの差はありませんが、若干昨年と異なるところがありますので、これを説明します。
- 飛鳥クルーズ優待割引券が期末配当金計算書に同封されていました。昨年は、期末配当金計算書では、まず優待券を請求するはがきが同封されており、これに乗船予定(もちろん見込みでも可)を回答・返信した後にあらためて割引優待券が送られてきました。今回は、請求するはがき無しで直接割引優待券が同封されていました。
- 日本郵船氷川丸の招待券だけになりました。昨年は、日本郵船氷川丸又は日本郵船歴史博物館を選択できる招待券でしたが、日本郵船歴史博物館が再開発工事のため、2026年9月頃まで休館になるため、氷川丸だけになりました。
さいごに
日本郵船の株価は、2023年6月27日終値3,223円と最近動意づいています。そして、PER8.19倍、PBR0.66倍とまだ上昇余地があるようにも見えます。また、配当利回り3.72%と昨年の10%を超えるような状況から普通より少し良い株式配当利回り程度になっています。
私は株式整理のために一旦売却しましたが、引き続き注視し、底値と思われるところで再取得したいと考えています。昨年のコンテナ価格高騰に端を発したブームが過ぎましたので、暫くは待ちの姿勢です。
クルーズ旅行は比較的高額なので、本当に利用するのかは、はなはだ怪しいですが、憧れと夢を見ながら株式の動きを楽しみたいと考えています。このような楽しみ方も一考ではないでしょうか。
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