安定した資産運用を行うために、圧倒的なパフォーマンスを発揮する米国株式への投資は必須です。米国の個別株やETFを調べるための有効なツールとなる書籍やサイトを紹介します。
米国株式等のパフォーマンス
新型コロナウィルスの影響で、2020年3月に大暴落した米国株式市場も4月から急速に値を戻しつつあります。
次の図は、過去20年間のNYダウの四半期足です。先の大暴落で落ちた底でも20年前の2倍以上のパフォーマンスです（SBI証券のHYPER SBIの出力画面から抽出）。
この世に絶対は無いですが、これを見ると保有資産のある程度は米国株式等へ投資することが、定年後の安定した資産運用のために必要だと実感できます。
主なお勧めのツール
アップルとかアマゾンなどは日本でも有名ですが、その他の米国の会社は、あまりなじみが無いですね。投資をする場合でも相手の事を知る事から始めますので、私が活用している米国会社の情報を得る手段をご紹介します。
主なものとしては、本では米国会社四季報、サイトではヤフーファイナンス、モーニングスター、個別証券サイト（SBI証券）等です。以下、簡単に紹介します。
米国会社四季報
会社四季報は、皆さん一度はご覧になった事があると思います。米国会社四季報はそれの米国版で、同じ会社の東洋経済新報社から春夏版（4月上旬）と秋冬版（10月上旬）の年2回発刊されています。
米国株式市場の全体が分からないと思いますので、まずはざっくりとご覧になるのが良いと思います。
毎回、成長率トップ100、配当利回りトップ100等のランキングが掲載されていますし、個別株はもちろんのこと、ETF（上場投資信託）も出ています。また、初心者向けに米国株の基礎知識のページもあります。
2020年の特集は、「世界を動かく有望銘柄」、「反撃！！！リスクに挑む銘柄」でした。
毎回購入する必要は無いと思いますので、これで全体を押さえて、購入した後は次に紹介するネットのサイトで注視していれば良いかなと思います。
ヤフーファイナンス
次はヤフージャパンのファイナンスサイトです。無料のサイトですが、情報量はばかにできません。
ここは、ヤフーショッピングなどで、ヤフーIDをお持ちであれば、ポートフォリオ（持っている株とか注目している株のリスト）を登録しておくことができます。
上記は、米国株の株価ボードの例を示していますが、この他に財務指標やパフォーマンスなどにリストを切り替えることができます。また、もちろん日本株を登録しておくこともできます。
モーニングスター
こちらは、SBIグループと米国モーニングスターが出資している投資信託や株式の情報サービスを提供する会社のサイトです。
ETFの情報は無料サイトの中ですばらしいです。特に、このサイトから米国モーニングスターサイトへ飛ぶこともでき、英語ですが、より詳細な情報を得ることができます。
こちらの社長さんが書いた最近の書籍がありますので、ご参考までに紹介させていただきます。お名前はご存じかもしれませんね。
ネット証券サイト（SBI証券）
こちらのサイトは、私が利用させていただいているSBI証券の画面例です。外国株式を扱っているネット証券は数が限られていますが、SBI証券はその中でも最大手です。
上記は、米国ETFを株価情報を一例として掲載しましたが、上記タグにあるとおり、詳細なチャートやETF情報を確認することができます。
活用例（私の場合）
私の場合は、上記をだいたい次のように活用していますが、活用方法は人それぞれ自分に合ったやり方がありますので、あまり参考になりませんね。
私も下記のことを毎日・毎週やっているわけではありません。たまにです。
- 米国会社四季報で基本を学び、銘柄を絞る
- モーニングスターとネット証券サイトで銘柄を確認する
- ネット証券で銘柄を購入する
- 平日は、ヤフーファイナンスで株価・ニュースを確認する
- 休日は、ネット証券サイトを見てジックリとフォローする
さいごに
今回は、米国株式の銘柄選びに有用な書籍・サイトを紹介しました。まだまだ長い人生ですので、資産を守るためには米国株式等をある程度保有することは重要だと考えています。何事も初めてのことは、躊躇しますが、実際に取引をしてみると日本株式と同じです。
これからの長い人生、無理をしない範囲で、もう一つ楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。
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