SBI証券では、株式の売買や投資信託保有額に応じたTポイントの獲得や、Tポイントによる投資信託の購入やSBI証券以外でのTポイントによる買い物等が可能です。SBI証券での具体的なTポイントとの連携方法と、いくつかの注意点を説明します。
ネット証券とポイントサービス
最近、ネット証券では、メジャーなポイントサービスと連携して、株式売買手数料や投資信託保有額に応じてポイントを還元するサービスを実施しています。
主なネット証券会社と連携しているポイントの種類は次のとおりです。
- SBI証券:Tポイント
- SBIネオモバイル証券:Tポイント
- 楽天証券:楽天スーパーポイント
- 日興フロッギー:dポイント
- マネックス証券:マネックスポイント(メジャーなポイントへ交換可)
- auカブコム証券:Pontaポイント
これらのいくつかについては次の記事で説明していますので、ご覧ください。
Tポイント、楽天ポイント、dポイントなどを使った株式等の購入したり、証券口座が無くともバーチャル的に投資信託の運用相当ができるサービスがあります。これらを実施しているSBI証券、SBIネオモバイル証券、楽天、ドコモと連携している日興フロッ[…]
ここでは、ネット証券としては最大手のSBI証券におけるTポイントとの連携方法について具体的に説明します。
SBI証券におけるTポイントとの連携方法
Tポイントの連携方法について次の①から説明します。
まずTポイント連携の概要を知りたい方は②③をご覧ください。直ぐに具体的な手順を知りたい方は④からご覧ください。
①SBI証券トップページのバナーから「サービス案内」をクリックします。
②お客様優遇サービスの「Tポイントサービス」をクリックします。
③SBI証券Tポイントサービスのサイトに移りますので、サービスの概要、サービス利用方法、獲得ポイントの切り換え(従来のSBI証券ポイントからTポイントへ移行するタイミング等が記載されています)について等をご確認ください。
④-1 トップページ上部の「口座管理」をクリックするとプルダウンメニューが出ます。
④-2 その中から「お客様情報設定・変更」を選択します。
⑤「ポイント・外部連携」を選択します。
⑥ページ中ほどのTポイントの右側「保有Tポイント数・履歴はこちら」をクリックします。
⑦SBI証券Tポイントサービスの「申し込む」をクリックします。
⑧ポイントサービス利用規約(SBI証券限定)が出ますので、内容等を確認し、問題なければチェックマークを入れ、「申し込む」をクリックします。
⑨Tポイントサービス参加手続きのページに移りますので、「Tカード番号登録する」をクリックします。
⑩SBI証券Tポイントサービス規約(T会員用)を確認し、問題無ければ、チェックマークとYAHOO!JAPANの取引パスワードを入れ、ログインをクリックします。
⑪-1 Tカード番号登録のページに移りますので、「登録する」をクリックします。
⑪-2 この画面が完了画面です。
⑫念のため、登録できているかを確認しましょう。SBI証券のトップページから口座管理→お客様情報設定・変更→ポイント・外部ID連携を順にクリックします。
現れた画面にTポイントの残数とYAHOO!JAPAN ID連携のログインが出ているとOKです。
いくつかの注意点
SBI証券でのTポイントとの連携における注意事項を次に示します。
投資のためにTポイントを使う、またはTポイントを貯めるためには、事前にSBI証券Tポイントサービスの申し込みを行い、Tカード番号の登録が必要です(上記の方法です) 。
Tカード番号の登録を行うためには、事前にYAHOO!JAPAN IDとTカード番号の紐付けが必要です。事前に紐付けしておくことで、上記の YAHOO!JAPAN ID でログインすることで、SBI証券とTポイントが連携されることになります。
まだ、YAHOO!JAPAN IDとTカード番号の紐付けをされていない方は、ヤフーサイト( https://points.yahoo.co.jp/ )かTポイントサイト( https://tsite.jp/ )をご覧ください。
さいごに
SBI証券は従来、独自のSBI証券ポイントを運用していましたが、今では利用者にTポイントサービスへの移行を誘導しています。
その他の証券会社でも、例えば楽天証券は楽天スーパーポイントという強力なポイントを持っていますし、dポイントやPontaポイント等を活用できるネット証券会社もありますので、競争力を強化する上でも必要な処置だと思います。
私自身はSBI証券を利用させていただいており、また、ヤフーカードとTポイントの紐付けも実施済でしたので、今回は、SBI証券の例を説明させていただきました。
ネットとキャッシュレス決済の普及の広がりで、大きな動きが現れてきます。企業の方々は大変だと思いますが、個人としては楽しみながらこの流れに乗っていきたいと思います。
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