アフィリエイト3社の株価を比較して見ました、会社四季報2022年夏号が発端

ASP(Affiliate Service Provider)としてバリューコマース、もしもアフィリエイト(スクロール社)、A8.net(ファンコミュニケーションズ社)の最近の株価動向を比較してみました。切っ掛けは、会社四季報2022年3週の夏号にバリューコマースが外国人持株比率向上度や最高純利益更新率等において上位にランクされていたためです。いまは試し買いするか検討中です。

久しぶりに会社四季報を購入

証券口座を持っていると証券会社サイトから会社四季報データが閲覧できるサービスがあります。これも外出先でちょっとの合間に見るのは便利なのですが、まとめて調べる時には書籍が便利です。

少しまとめて調べようと思い、久しぶりに会社四季報を購入しました(2022年3週の夏号)。各社の情報はもちろんのこと、その中でも、外国人持株比率向上度ランキング、今期営業増益率ランキング、今期営業利益乖離率ランキング、最高純利益更新率ランキング、高ROEランキング等が記載されています。

そして、「バリューコマース」は、外国人持株比率向上度ランキング、最高純利益更新率ランキング、高ROEランキングにランクアップされていました。

「バリューコマース」は、ASPに一つで、このような所でお目にかかるとは正直以外でしたが、真面目に購入を検討してみようかと考えた次第です。

会社四季報については、下記のサイトをご覧ください。

アフィリエイトとは

アフィリエイトとは、自分のサイトやブログに広告を掲載し、そこから商品が売れた場合に広告主から報酬を得る事ができるサービスで、このサービスを自分のサイトに活用して収益を得ようとしている人をアフィリエイターといいます。

そして、このアフィリエイターと広告主を繋ぐ事をビジネスしている事業者をASP(Affiliate Service Provider)と称しています。

今回紹介する「バリューコマース社」(略してVコマース)スクロール社(略してスクロール)が運営している「もしもアフィリエイト」ファンコミュニケーションズ社(略してファンコミ)が運営している「A8.net」はASPの位置付けです。

今回この3社を挙げた理由は、前述のとおり会社四季報から「バリューコマース」が面白そうなですし、私のお気に入りとしては「もしもアフィリエイト」です。さらに、ASPとして忘れていけないのが最大手の「A8.net」ですので、これらの3社を比較のために選びました。

主な指標の比較

次の表は、Vコマース、スクロール(もしもアフィリエイト)、ファンコミ(A8.net)の主な指標です。各名称に下の括弧の中は東証の株式コードです。また株価は2022年6月24日終値を基に算出しています(SBI証券サイト掲載データを利用させていただきました)。

ASP3社の指標比較
【ASP3社の指標比較】

Vコマースは、既に先取りの気配があったのか6月24日に前日比+108 (+3.68%)と急進しました。しかし、指標で見る限りまだ過熱感は見えないようです。スクロールやファンコミは曲がり角です。特にファンコミは以下のチャート等でわかるとおり出来高が極端に少ない状況です。

最近の株価動向

3社について、最近6ヶ月間の株価チャートを観ていきたいと思います(チャートはSBI証券のHYPER SBI2の表示を、そして通期業績推移はSBI証券サイトのデータを利用させていただきました)。6ヶ月間チャートの線の色と意味は次のとおりです。

  • 桃色線:単純移動平均線(25日と75日)
  • 青色線:ボリンジャーバンドの±1α(標準偏差)
  • 黄色線:ボリンジャーバンドの±2α(標準偏差)

Vコマースの場合

ボリンジャーバンドが狭まったところから広がっているところで、-2σを陰線で一旦割り込みそうになりましたが抵抗支持線となり、さらに6月24日には前日比+108 (+3.68%)と出来高増と共に急進しましたので回復基調です。

バリューコマースの6ヶ月日足チャート
【バリューコマースの6ヶ月日足チャート】

次のグラフは、Vコマースの通期業績推移です。順調に業績が向上しているようです。

【バリューコマースの通期業績推移】

もしもアフィリエイト(スクロール社)の場合

スクロール社のチャートでは、既に上昇トレンドを形成していますが、上ヒゲ付きの陰線が出ていますので、いまが曲がり角かもしれません。さらに出来高が増えていますが、Vコマースと比較すると小さいです。

スクロール社の6ヶ月日足チャート
スクロール社の6ヶ月日足チャート

スクロール社の通期業績推移では、上昇後やや停滞というところでしょうか。

【スクロール社の通期業績推移】

A8.net(ファンコミュニケーションズ社)の場合

ファンコミの場合は、さらに出来高が少なく、下降トレンドです。

ファンコミュニケーションズ社社の6ヶ月日足チャート
ファンコミュニケーションズ社の6ヶ月日足チャート

ファンコミの通期業績推移は、スケールが異なるといえ、他と比較するとかなり見劣りします。

ファンコミュニケーションズ社の通期業績推移

これからの方針

これらを整理すると私としては次の方針で実行したいと思います。

  • Vコマース試し買い
    • 試し買いをしてみたいと思います。少し買い出しが出遅れ感がありますが、まだまだ上値余地がありそうです。
  • スクロール:様子見
    • 一旦下落可能性がありますので、様子見です。これから調整するか、新高値挑戦となるかです。
  • ファンコミ:暫く断念
    • ボリンジャーバンドの-2αを狙って購入検討もありそうですが、通期業績推移をみると心配です。暫くはウォッチ不要銘柄です。

なお、上記3社のASPサイトは次のとおりです。ブログ等をお持ちの方はアフィリエイトに挑戦してはいかがでしょうか。



さいごに

久しぶりの会社四季報はとても参考になりました(現在進行形のなっています)。毎回購入するのは、私のような素人投資家には不要ですが、年に1回程度購入して確認すると目からウロコの場合があります。

今回では、ASPとしてのVコマースを知っていましたので、ランキング入りを見つけて少し嬉しくなりました。先入観を排除して冷静に売買判断をしなければなりませんが、思い込みが出来てしまいます。まぁ素人投資家らしいと言えばそのとおりです。

本稿は、どちらかと言えば自分の投資を整理する上でまとめていますので、こんな感じで考えているかという程度で読んでいただければと思います。

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