外貨即時決済サービスの実践、SBI証券と住信SBIネット銀行

コロナ禍の影響もあり国内株式市場が不安定です。このような時に外貨で運用している人も多いのではないかと思います。SBI証券と住信SBIネット銀行(NEOBANK)では、外貨即時決済サービスにより24時間手数料負担無しで外貨の入出金が可能です。SBI証券の米ドルをNEOBANKの米ドル定期預金に預け直す方法を具体的な事例と共に説明します。

外貨即時決済サービスとは

SBI証券とNEOBANK間では、手数用無料で外貨を移動できる「外貨即時決済サービス」があります。これは、NEOBANKの外貨普通預金からSBI証券の外貨建口座に入金・出金ができるサービスで、主な特徴は次のとおりです。

  • 入出金手数料:NEOBANKとSBI証券の外貨建口座の入出金手数料は無料です(SBI証券が負担してくれます)。
  • 利用可能通貨:米ドルはもちろんのこと、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル、南アフリカランド、香港ドルの7通貨です。
  • 円貨に交換する場合の為替手数料:外貨即時決済サービスとは直接関係ありませんが、NEOBANKで米ドル→円貨に交換する為替手数料相当は6銭で、ネットバンクとしても低額です。
  • 利用時間:ネットから24時間可能です。
  • 即時反映:SBI証券の外貨建口座へ入金された米ドルは即時に買付余力へ反映されます。
  • 入金最小単位:10通貨単位以上で0.01通貨単位ごとです。米ドルの場合は10ドル以上1セント単位となります。
  • 利用条件NEOBANKの外貨預金口座を保有し、SBI証券の外貨建口座を保有されている人が対象です。

SBI証券の米ドルをNEOBANKで運用する概略フロー

SBI証券の米ドルは、比較的利回りの良い米ドルMMFを利用して運用でも良いのですが、ここではさらに金利が良いNEOBANKの米ドル定期預金で運用する方法を説明します。そして、SBI証券に既に米ドルを保有しているのが前提です。

SBI証券からNEOBANKへの米ドルの移動は、外貨即時決済サービスを利用します。そして、NEOBANKでは、米ドル普通預金を米ドル定期預金に預け直すします。このフローをまとめると次のとおりです。

  1. NEOBANKで米ドル普通預金口座を開設:円貨から米ドル預金を行います。
  2. SBI証券からNEOBANK:外貨即時決済サービスを利用してSBI証券からNEOBANKへ米ドルを移動させます。
  3. 米ドル定期預金へ預け直し:NEOBANKにおいて入金した米ドル普通預金口座の米ドルを米ドル定期預金に預け直しを行います。

各々について以下説明します。

NEOBANKで米ドル預金口座の開設

既にSBI証券において、米国株式・ETF等を購入・運用されている人は、SBI証券のドル建口座を保有されていると思いますが、そのドル資金をNEOBANKにドルのままで移動させるためには、NEOBANKでも米ドル預金口座を開設しなければなりません

NEOBANKで米ドル預金口座を開設する最も簡単な方法は、円貨から米ドル普通預金を行うことです。この方法は、次の記事でまとめていますので、ご覧ください。

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外貨即時決済サービスとNEOBANKでの米ドル預金口座開設方法

次の画は、私がNEOBANKで開設した米ドル預金口座の一例です。代表口座は普通預金口座です。SBI証券で株式投資を行っていますので、SBIハイブリッド預金(SBI証券口座と自動入出金用で金利が0.01%と優遇されています)も開設済です。

米ドル普通では、この口座を開設するために1ドルを円で買い付けましたので、残高1ドルとなって開設されているのが確認できます。

SBI証券からNEOBANK

SBI証券口座に保有する米ドルをNEOBANKに移動させる方法です。

SBI証券ログイン後のトップ画面
【SBI証券ログイン後のトップ画面】
  1. SBI証券のログインし、トップ画面上部の入出金・振替>外貨入出金をクリックします(上図参照)。
  2. 外貨入出金・振替の左サイドメニューの「外貨出金」を選択します。
  3. 住信SBIネット銀行「外貨出金」サービス/出金先口座登録で「住信SBIネット銀行のWEBサイトにログインし登録」をクリックします。
  4. 住信SBIネット銀行(NEOBANK)のサイトに移動しますので、保有する口座支店名を選択し、ユーザーネームとWEBログインパスワードを入力(入力済かもしれません)してログインします。
  5. 「お客様の個人情報の利用目的」やSBI証券と同一名義等の確認があり、問題なければ「同意します。」等にチェックマークを入れて、「WEB取引パスワード」を入力して「確定する」をクリックします。
  6. 外貨入出金サービス/出金先口座登録で「口座の確認が完了しました。」のメッセージが出ますので、「このウィンドウを閉じる」をクリックします。
  7. SBI証券の外貨入出金に戻り、表示された出金先口座を確認して外貨出金を行います。

米ドル定期預金へ預け直し

次の表は、SBI証券の最も利回りのよい米ドルMMF(ゴールドマン・サックス)、NEOBANKの米ドル普通預金米ドル定期預金の金利の一例を比較したものです。米ドル定期預金の場合は、3か月以内のものは、米ドルMMFより利回りが劣るので、ここでは6か月ものを示しています。

もちろん米ドルMMFで暫く運用する場合は、SBI証券で良いわけですが、円に交換する時や米ドル定期預金にする場合はNEOBANKに移動させます。

SBI証券から移動した米ドルは一旦米ドル普通預金口座に入ります。普通預金と定期預金を比較すると定期預金の方が金利が良いですので、普通預金から定期預金に預け直しを行うわけです。

区分利回り・金利(税引き前)
米ドルMMF、ゴールドマン・サックス2.742% ※平均利回り
米ドル普通預金0.90%
米ドル定期預金、6ヶ月3.10%
※SBI証券(2022年11月1日現在)及びNEOBANK(2022年11月2日現在)サイトから抜粋

さいごに

SBI証券に保有している米ドルをNEOBANKに移動して米ドル定期預金に預け直す方法を説明しました。不安定な米国株式市場から一旦米ドルを引き上げて、暫く確実な定期預金に退避しておく方法です。ただ、これからの金利上昇傾向や株式市場復活時期等よくわからないところもありますので、米ドル定期預金でも短期預け入れの方が良いかもしれません。この場合は、あえて銀行に移さなくとも米ドルMMFで運用です。

未来は神のみぞ知るなので、私の場合は、当面短期運用で米ドルMMFで、もしも円資金が必要であればNEOBANKへ移動という事でしょうか。不安定な状況なので、まずは安全運転で臨みたいと思います。

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