年金不足分40万円を補う分散投資の方法

定年後の高齢者無職世帯では、年金だけでは年間65万程度不足するようです。このうち、25万円は預貯金等を取り崩すとして、40万円は株式投資等で補わなければなりません。老後の大切な資産ですので、比較的安全な方法を考えてみました。

定年後の不足金額の推定

総務省統計局の報告書によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみ)の家計収支では、主に年金である実収入237,659円に対して消費支出239,947円で、毎月33,269円不足します。

さらに、実収入の中にその他8.7%(20,676円)あり、これは配偶者を含めて何らかの仕事をしていたりする収入金額ですので、実際の不足分は、 この分も加えて54,000円ぐらいとなります。

この対策として、定年後の保有資産を 2,000万円と仮定し、この内1,000万円は毎月2万円強取り崩す、残りの1,000万円は比較的高配当の国内外株式で運用して40万円/年(利回り約4%)補うことを提案しました。

この記事では、この後半1,000万円 分について、具体的な方法を説明したいと思います。なお、先の記事は次のサイトにありますので、よろしければご覧ください。

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老後

対策の概要

定年後の保有資産は老後の安定的な生活を守るための大切なお金ですので、分散を図り、インカムゲインを確保しつつ、リスクを抑えています。

このため、大きく、日本株式、米国株式、金投資の3つに分け、さらに株式では業種の分散を考えなければなりません。

ただし、新型コロナウィルスの影響で、企業業績悪化が予想されますので、これからの株価・配当施策等については、良く注視しておかなければなりません。まずは、現状の数値ということでご理解ください。

日本株式投資

私が初めて株式投資を始めて数十年前は、日本株の配当金は1%にも満たないものばかりでしたので、隔世の感があります。

次の表は、比較的大きな企業で配当や株主優待に積極的なところを選んでみました。この中の一部は、私も保有していますし、保有しようか注視している銘柄もあります。

株数は購入可能な最低株数です。優待金額とは、株主優待品・サービスの想定価格で、仮定が入っている個所もあります。例えば、イオンの優待の一つにイオン系スーパー等購入金額3%還元(100株の場合)がありますが、これは年間20万円購入として、6,000円を出しています(我が家の例で、食料品など意外と買っています)。

この結果では、購入金額3,232,900円、年間配当154,335円(利回り4.8%)、優待込の年間配当では、179,335円(利回り5.5%)です。

少々銘柄数が多いので、管理が大変です。このため、5~10以内に数を絞った方が良いと思います。

日本市場の高配当株式の例

米国株式投資

地域分散として、やはり米国かなと考えています。先進国では欧州もありますが、日本同様元気がなく、また新興国等は皆さんにお勧めするのはどうかなと考えています。 大切な資産なので(私自身は勉強を兼ねて少し購入していますが) 。

米国株式の銘柄としては、7番目を除いて有名な会社ばかりですね。ただ、米国株式にはあまり目がいかないと思いますので、1番目のETFだけで分散ができているので良いかなと思っています。

ただし、利回りが高いので、これからの新型コロナウィルスによる影響を良く見ておかなければなりません。

とはいえ、結果は、投資金額2,369,943円に対し、年間配当額122,439円(利回り5.2%)です。1ドル107円換算しています。

米国市場の高配当株式の例

金投資

今回の新型コロナウィルスといい、国内外では何があるか分かりません。このため、金ETFを含めて資産の安全性を高めてみました。

金は、配当が無く、その点は不満ですが、一般的に金は5~10%程度保有しておいた方が良いといわれますので、比較的信託報酬率(0.25%)の低い下記のETFを100万円程度になるように配分しました。

金ETFの例

対策の効果

投資する金額は、1,000万円ですので、その内数になるように、例えば上記の日本株式を2セット、米国株式を1セット、金投資を1セットとすると次のような投資金額とインカムゲインのリターンになります。

結果は、投資金額9,950,549円に対して、年間配当額431,109円(利回り4.3%)、優待込の年間配当額では、481,109円(利回り4.8%)となります。しかも、会社が倒産しない限り、原資は残っています。

現状の国内外の配当等では、金で配当無しでも、高い配当額を得る事ができ、年間40万円確保の目標が達成できました。

投資金額とリターン

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さいごに

定年後の老後生活をお金の面で安心できる方法を考えてみました。今の株式の配当レベルでは、銘柄を選別することにより、容易に利回り4%以上が確保できました。

しかし、大切なお金ですので、種類、地域、時間を分散することを厳守してください。特に今の株式市場の状況は、急激な上昇が発生する可能性が高いですが、急激な下落も同じように発生します。これから何があるか分かりませんので、一気に購入するのでは無く、分散して購入することが鉄則です。

大切なお金ですので、大切に扱いましょう。

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