我が家の資産運用・キャッシュレス決済サービス関連図とその理由、全ての振込手数料ゼロへ

我が家の銀行・証券での資産運用とキャッシュレス決済等は、SBIホールディングス系と楽天グループ系、そして一般生活用の大手銀行が中心となっています。これらの振込手数料は無料になるように整理しましたが、まだ改善点が多いでので、それらを含めて説明します。

我が家の金融関連図

次の図が、我が家の金融関連図です。全体的にゴチャゴチャしていますので、ざっと説明した後に、3つに分けて少し詳しく説明したいと思います。

我が家の金融関連図の全体
【我が家の金融関連図(全体)】

図の左側を中心に説明します。

  1. 給与・年金の振込は、大手の銀行やゆうちょ銀行に一旦入れ、その後に住信SBIネット銀行に振り込んでいます。これは、大手の銀行やゆうちょ銀行 は一般生活用口座として奥さん管理に、住信SBIネット銀行や楽天銀行は資産運用として私が管理するために分けているためです。
  2. 住信SBIネット銀行は、定額自動入金サービスがあり手数料は無料です。また、他行宛振込も利用者ランクに応じて手数料が数回無料になります。
  3. イオン銀行への入金も上記他行宛振込手数料無料を活用しています。
  4. 楽天銀行への入金も住信SBIネット銀行の他行宛振込手数料無料を活用します。ただし、無料回数に余裕がない場合は、先に楽天証券のリアルタイム入金を活用する方法もあります。

以下、上の図を3つに分けて説明します。

生活一般系

現役の頃は大手銀行を給与振込先に、年金生活になれば地域コミュニケーションの比較的厚いゆうちょ銀行やJAバンクを年金振込先にする方が多いと思います。

これも変わっていく可能性が大きいですが、この前提で、大手銀行やゆうちょ銀行等へ給与・年金が振り込まれるから始めたいと思います。

投資関係と分離した一般生活に関係する部分
【投資関係と分離した一般生活に関係する部分】

銀行・ゆうちょ銀行等の口座は、Yahoo!Japanカード、リクルートカード、そして通勤がまだある方にはかかせないSuica/JREと紐づけられています。

Yahoo!Japanカードでは、ネットモールのYahoo!Japanショッピングでの買い物で特典をゲットしたり、PayPayやTポイントと連携ができますので、しっかりポイントを貯めましょう。

なによりこの口座は、次に説明する投資用口座とは完全に分け、奥さん管理の生活一般で使う事を第一に考えています。投資をしていると一時的にマイナスになる事もありますので、それを見られたくないという理由もありますが。

資産運用のSBI系

SBI系は、主に株式投資や投資信託等の投資をメインに利用しています。

SBIホールディングス系の資産運用等に関する部分
【SBIホールディングス系の資産運用等に関する部分】

住信SBIネット銀行は、利用状況に応じてATM利用手数料や他行宛振込手数料が無料になります。例えば、総預金月末残高が30万円以上 のランク2の場合は、 ATM利用手数料無料5回/月、他行宛振込手数料無料3回/月となり、他のネット銀行より比較的無料回数を増やすことが容易です。

これを活かしてイオン銀行や楽天銀行に無料でお金を移動する事が可能です。イオン銀行は、イオンモール等での買い物やWAONの活用などで利用しています。

→イオン銀行公式サイトを見る

また、SBI証券と「ハイブリッド預金」という無料の自動入出金サービスがありますので、銀行と証券の資金移動が大変便利ですし、しかもTポイントと連携することでTポイントを貯めることができます。

→SBI証券公式サイトを見る

amazonについては、投資では無く、一般的なamazonストアでの買い物に使います。最初に説明した生活一般系ですので、大手銀行やゆうちょとの紐付けでも良いのですが、お金の移動が面倒なので、こちらに紐付けしています。

amazonカードは年会費無料(初年度無料、その後1回以上利用で翌年度無料)のものでもamazonストアの買い物でプライム会員2%・プライム会員以外1.5%還元、 amazonストア以外での利用で1%還元されるので、作っておくべきカードです。

→amazon公式サイトを見る

資産運用の楽天系

楽天系も資産運用のために口座を作りました。そして、 楽天のサービスの利用状況により、楽天市場での買い物で還元される楽天ポイントをアップさせる楽天スーパーポイントアッププログラム(以下、SPUといいます)があります。

私の場合はSPUにより、楽天会員+1、楽天カード+2、楽天モバイル+1、楽天銀行と楽天カード紐付け+1、楽天証券でポイント投資による投資信託購入+1と通常の6倍のポイント還元があります。

この他に楽天トラベル、楽天ブックス、楽天保険、楽天でんき、楽天ファッション等々の利用で、さらに各々+0.5~+1ポイント還元がアップします。

楽天系の資産運用等に関する部分
【楽天系の資産運用等に関する部分】

また、楽天銀行と楽天証券とは「マネーブリッジ」という無料の自動入出金サービスがあり、銀行と証券の資金移動が大変便利です。

他の銀行から楽天証券への入金は手数料無料で可能ですので、お金が必要な時に、一旦、楽天証券に他行から無料でお金を入金しておくと、「マネーブリッジ」で翌日に楽天銀行へお金を移動させることができます。

楽天証券で、株式や投資信託を購入すると楽天ポイントが付きますし、楽天カードで楽天市場で買い物をしたり、楽天Payを利用したり、楽天モバイルの利用料等に対して楽天ポイントが貯まっていきます。

これらの楽天ポイントは必要に応じて支払に利用することもできます。

→楽天証券公式サイトを見る

続けて検討しなければならない事

いろいろと便利な面もあるのですが、上図を見ると少し複雑なような気がしますね。このようになった理由と改善点について次に説明します。

資産運用にSBI証券と楽天証券が2つ必要か

私の場合が特殊かもしれませんので、正直ひとつで良いかもしれません。次が私の場合の棲み分けの理由ですので、ご参考にしてください。

SBI証券

ネット証券では、日本で最大手です。こちらを選んだのは米国株式投資を米ドルで実施したいと考えたのが発端です。お金の地域分散で、少し米ドルを持ち、それで米国の個別株や米国ETF(上場投資信託)を購入・運用をやってみたいと考えたんですね。

日本円を米ドルに交換するには、通常1ドル当り片道25銭程度の手数料がかかりますが、これをFX(外国為替証拠金取引)により、レバレッジ無し(証拠金の何倍まで購入するかの倍数を1倍にして購入)で米ドルを一旦買い、その後で現受(現物の米ドルにして口座に戻すこと)することで現物の米ドルに換えることができます。この場合の手数料に相当する費用は、米ドル円のスプレッド(売買の差)になりますので、1ドル当り片道0.2銭程度です。

大きな金額を取引するのではないので(それでも最低1万ドル相当の円貨が必要です)、 25銭が0.2銭になったところでそれほどの差でも無いのですが、経験として実施したかったんですね。

FXで円をドルに交換し、それを現受できる証券会社は限られていますが、その一つがSBI証券でした。これがSBI証券で口座を作った最大の理由です。

楽天証券

楽天証券では、まだFXでの現受けが無いようでしたので、口座を作ったのは最近です。

楽天では、先に説明したSPUの特典があるのが最大の理由です。最近では、楽天市場で買い物をする機会が増えましたので、ポイント 還元率を増やす狙いとポイント投資(楽天ポイントで投資信託等が購入できる)の実施があります。

さらに、証券会社を複数持つことで、システム障害発生時のバックアップにもなります。

なお、SBI証券と楽天証券について、関連の住信SBIネット銀行と楽天銀行からみた比較を下記にまとめていますので、ご覧ください。

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2大ネット銀行の比較

銀行・証券・キャッシュレス決済サービスを絞るために

全体の関連図を見ても、まだ多い気がします。実際は、上記の図には現していない他の銀行やキャッシュレス決済サービスのカードもありますので、これらを含めて今後の検討すべき事項を記載します。

  • 上図を我が家の基幹となる関連図なので、これ以外は極力、基幹部分へ整理・統合していく。これが意外と大変です。
  • 基幹部分については、奥さん管理の生活一般系銀行と自分管理の投資系銀行で各々1行に集約できるかを検討する。例えば、生活一般系は楽天銀行、投資系は住信SBIネット銀行として整理していく。
  • 定年後は万一に備えて金融系の整理を早めに着手・実行する。

さいごに

皆さんは、キャッシュレス決済サービスで何を使われているでしょうか。操作方法が微妙に異なりますので、だいたい利用するサービスは2~3に絞られているのではないかと思います。

これも現役時と完全リタイアからでは周りの環境が変化し、利用するサービスも変わってくると思います。

生活する上での利便性を考慮し、また万一の時に残された家族が苦労しないように可能なところから整理していくのが良いと思います。それが、ご自身の安心につながっていくと思います。

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楽天市場
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