確定申告の準備を始めます(2019年分)

また確定申告の時期がきました。今回2019年分です。私の場合は、株式等の損益通算や配当控除対策、公的年金等控除、e-TAXのためにマイナンバーカードに埋め込まれた電子証明書の更新等がありますので、実施したことや実施すべきことを説明します。

準備すべき事

私の準備しなければならない事項は次のとおりです。結構準備しなければならないことがあります。必要な書類がそろっているかとか集めたレシートを集計するとか細かい整理をしなければなりません。でも、今はe-TAXがありますので、休日提出も可能ですし、証明書等を添付しなくとも良いので(手元に用意はしなければなりませんが)大変助かっています。
以下、個々について説明します。

【事前準備・検討するもの】
 ・医療費控除
 ・ふるさと納税
 ・株式等売買の損益通算
 ・配当控除用に配当整理
 ・公的年金等控除
 ・電子証明書の書き換え

医療費控除の準備

1年分溜まったレシートを計算します。交通費も忘れないようにしましょう。病院や薬局ごとに記載も可です。我が家では奥さんの担当ですが、エクセル表にまとめてから申告書に記載しています。

ふるさと納税の反映

少ないですが、昨年は出身の北海道の町に寄付しました。寄付先から「寄附金受領証明書」が郵送されてきましたので、大切に保管してあります。e-TAXの場合は、確定申告書提出時に添付不要ですが、医療費のレシート同様に大切に保管しています。

株式等売買の損益通算

株式や投資信託での売買について、損失が発生した場合に申請します。1度申請すると損益通算できる期間は3年間ですので、次の年に損失がなくとも申請します。特定口座でない方は、必ず確定申告をしなければなりませんので、そのついでの感覚です。

個別株もやっているので、よくお世話になっています。売買益が発生しても、個別株でマイナスがあるとマイナスを一旦整理し、なるべく税金を抑えるようにしています。

配当控除用の配当整理

株式配当等は、通常分離課税で20.315%(所得税15.315%+住民税5%)源泉控除されていると思います。しかし定年後は、収入が少なくなって来ているので総合課税が有利です(正確には、所得税は総合課税にし、住民税は分離課税5%のままで申告する)。
このため、株式等の配当の計算を総合課税の扱いで申告します。

ご興味があれば、次の記事をご覧ください。

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公的年金等控除

企業年金を少しもらっています。この受給毎に所得税が源泉徴収されていますので公的年金等控除で少しでも還付してもらわなければなりません。会社からは、企業年金の控除証明書が送られてきますので、それを保管しておかなければなりません。

電子証明書の書き換え

マイナンバーカードは、5年前に取得したのですが、その際住基カードの電子証明書がマイナンバーカードの内部情報のものに切り替わりました。この電子証明書の有効期間は、5年間ですので、誕生日の2月前に更新してきました。有効期限の3か月前から更新手続きが可能です。

これから提出

いろいろ準備しなければなりませんが、まだ届いていない書類もあります。e-TAXのWebサイトを見ると既に確定申告用紙に入力可能です。ただし、確定申告の提出は、今年は2月17日からです。未着証明書は、そろそろ届くと思いますが、ちょっと心配ですので、遅いと連絡しなければなりません。
結果については、また別の機会に報告します。

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