利回り1%~10%で積み立てるとどれぐらい増加するのか

分配金を再投資する投資信託を積み立てると複利効果で資産残高が雪だるま式に増えていきます。ここでは、利回り1%から10%、積み立て期間1年間~30年間の場合で資産がどの程度増加するのかを計算してみました。投資信託の利回りとしてはGPIFの数値を例としてあげていますので、2024年1月からの新NISAに向けてご自身にあう投資信託を選ぶ際の参考にしてください。

新NISAの概要

2024年1月からNISA枠が従来の120万円/年から360万円/年に拡大されます。この内訳は、つみたて投資枠(従来のつみたてNISA相当)で上限120万円/年、成長投資枠(従来の一般NISA相当)上限240万円/年です。このつみたて投資枠と成長投資枠は併用が可能で生涯合計1,800万円(内.成長投資枠の上限1,200万円)の非課税枠を保有期間の制限が無く利用でき、しかも売却分の枠は再利用できます。

金融庁に掲載されている新NISAの概要は次のとおりです。

【新しいNISA(金融庁HP)】※画面をクリックするとサイトへ移動します。

GPIFの期待リターン

次の表は、厚生年金・国民年金の積立金の管理・運用を行っているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が想定している年率の期待リターンです。賃金上昇率を考慮しない名目の期待リターンでは、国内株式5.6%、外国株式7.2%となっています。

これを基にノーロード・インデックス国内株式型の外国株式型の投資信託の想定利回りとして利用します。もしも国内株式型と外国株式型を半々に積み立て購入する場合は、足して割る2とすればその利回りを仮定することができます(この場合は6.4%=(5.6%+4.2%)÷2)。

【GPIFが想定している期待リターン】※表をクリックするとGPIFサイトの掲載資料に移動します。

利回りと積立期間で複利効果を確認

それでは、本題の複利効果の確認をしたいと思います。積み立て額は毎月10,000円で、利回り1%~10%1年間から30年間継続した場合の年末残高並びに原資(累計積立額)に対する増加率を計算してみました。

利回り毎の年末残高

まずは、毎月10,000円を利回り1%~10%で1年間から30年間継続した場合の年末残高を計算したのが次の表です。上部の1年、5年、等々は積み立て開始からの経過年数累計積立額は利回りが掛かっていない積み立てした原資、年末残高は各利回りで複利計算した経過年数の年末残高です。

利回り毎の増加率

次の表は、原資(利回りを考慮しない積み立てた累計額)と利回り毎の増加率です。先の年末残高だけでは効果が分かり辛い面があるので、原資の何倍になるかを示しています。

利用方法

例えば、ノーロード・インデックス型投資信託の目論見書等からリスクと想定利回りを選び、積み立て金額と期間を決めて本稿の表から最終的な年末残高を予想します。

仮にGPIFの期待リターンから国内株式型と外国株式型の投資信託を50%ずつ毎月2万円積み立て購入するとした場合は次のようになります。

  • 積み立てする投資信託の利回り:国内株式型50%+外国株式型50%とすると(想定する)利回り6%
  • 積み立て額:毎月2万円

20年後の年末残高等は表から次のよう予想できます。

  • 年末残高:¥9,240,818=¥4,620,409×2
  • 年末残高増加率:1.925倍(積み立てた原資の1.925倍が期待できる)

さいごに

最近の株式市場は低迷しているとはいえ、数年前と比較すると結構株価が上がっています。このため目論見書等の記載されているリターンは高い傾向にあるので要注意です。また、リターンを年率で示していな商品もありますので、これも割り引いて考えなければなりません。

極力過去の実績の長いものの利回りを使った方が良いので今回はGPIFの数値を利用しました。しかし、あくまで過去の数値ですので、将来もそのとおりになるかは怪しいところです。

一度決めた商品や配分等については、放置しておくのでは無く、定期的に確認する事が必要です。年に1~2回程度で良いので、必要に応じて見直しをされるのが良いと思います。

大切な資金ですので大事に育てましょう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

楽天市場
5



積み立て投資信託での複利効果の確認
白ノ葉ブログの最新情報をチェック!